Linuxがライブ起動しない…ブータブルUSBメモリ作成ツールが盲点に!

ブータブルUSBメモリから起動しない…こんなことで悩んでいませんか?

今回は、特に「ブータブルUSBメモリ作成ツール」をポイントにみてみます。

USBメモリからライブ起動しない様々な問題は、以下の記事を参考にしてください。

USBメモリからLinux等の無料OSが起動しない…いまさら聞けない初歩からの確認!
USBメモリからの起動には5つの壁があります。種類の壁:OS(iso)ファイルの種類。正確の壁:ファイルの正確性。有効の壁:ブータブルUSBメモリ作成ツールの有効性。設定の壁:BIOS(UEFI)の設定。仕様の壁:システム要件。このあたりを抑えておけば、USBメモリから起動できるはずです。
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USBメモリに書き込むツールにも注意が必要

基本的に、どのツールでも同じではありません。

当サイトでOSを紹介していますが、いくつかのOSではツールを選びます。

ライブ起動テストでは、「UNetbootin」をメインに使って、USBメモリに書き込んでいます。

書き込み中にエラーがでればわかりますが、問題なく書き込みが終わるので、ライブ起動してみるまではわからなかったりします。

USBメモリ以外の問題が無いことは、他のOSなどの起動テストで、明らかにわかっていますが、慣れていない方にとっては、何が問題かわかりにくいでしょう。

 

それならば、どうすれば良いのか?

OSのインストール等で、参考にした記事の通りに行うか、OSの公式サイトなどで、よくチェックすれば済みます。

しかし、言葉で言うのは簡単ですが、実際には参考にした記事には、どのツールを利用したのか書かれていなかったり、公式サイトは英語でわかりにくかったりもします。

 

ということで…今後の記事について

そんな状況なので、当サイトを参考にしていただいた方には申し訳ないので、今後は基本的にどのツールを使ったのかを記載していきます。

過去の記事につきましても、少しずつ追記していきます。

 

結局どのツールがベスト?無難?

ネットの情報で、よくみかけるRufus

設定項目が割と多く、なるべく間違えにくいものが、良いと思っていますので使っていません。(ですから評価できません)

個人的に気に入っているUNetBootin

isoファイルを書き込む場合に設定項目が少ないので、簡単でよく使っています。

https://unetbootin.github.io/

また、UNetbootinの機能で、OSのisoファイルをダウンロードしてから、USBメモリに書き込むまでの一連の作業を、一気に行うこともできますので、色々と試したい時に便利でよく使っていました。

 

設定が簡単なEtcher

単純で良いのですが、気になる点もあり、USBメモリを再利用する場合に、フォーマットで手間がかかることです。

https://etcher.io/

この問題についての詳細は、別の機会にさせてもらいます。

ということで、通常はUNetbootinを使って、ライブ起動テストを行い、うまく行かない場合は、Etcherで試しています

概ねこのやり方でうまく行っていますが、それでもダメな時があります。

その場合は、仕方なく公式サイトの情報を調べると、推奨しているツールがあります。

そして、それを使って対処しています。

 

「UNetbootin」で問題がでるものは?

当サイトで紹介している無料OSについて、Unetbootinで作成したブータブルUSBメモリでのライブ起動に、問題が出るOSは以下のとおりです。

  • Devuan「Jessie」:Etcherで対応可
  • siduction 18.2.0 patience:Etcher / Win32 Disk Imager / ImageUSBで対応可
  • Korora 26 (Bloat):Etcherで対応可
  • KaOS 2017.09:Etcherで対応可
  • SwagArch-1711:Etcherで対応可
  • CentOS 7-1708:Etcherで対応可
  • Raspberry Pi Desktop(2017-06-22-rpd-x86-jessie):Etcherで対応可
  • OpenIndiana Hipster 2017.10 : Win32 Disk Imagerで対応可
  • openSUSE Leap 42.3: ImageUSBで対応可
    (OpenSUSEの旧バージョンではUnetbootinでも可能でした)

これらの結果は、当方のテスト環境によることもありますので、ご了承ください。

 

まとめ

USBメモリに書き込むツールにも注意が必要で、どのツールでも同じではありません。

しかし、参考にした記事のとおりに行うか、OSの公式サイトなどで、よくチェックすれば済みます。

しかし、言葉で言うのは簡単ですが、結局どのツールが一番問題ないのか…?

OSの紹介記事を書くときは、通常UNetbootinを使って、ライブ起動テストを行い、うまく行かない場合は、Etcherで試しています。

しかし、中にはうまく行かないことも…

当サイトで紹介している無料OSで、Unetbootin以外が良いケースは以下のOS(バージョン)です。

  • KaOS 2017.09
  • SwagArch-1711
  • CentOS 7-1708
  • Raspberry Pi Desktop(2017-06-22-rpd-x86-jessie)

以上は、Etcherで対応可

  • OpenIndiana Hipster 2017.10はWin32 Disk Imagerで対応可
  • openSUSE Leap 42.3はImageUSBで対応可
    (openSUSEの旧バージョンではUnetbootinでも可能でした)

当パソコン環境でのテスト結果です。

 

コメント

  1. 通りすがりの旅人 より:

    MS社の「お人好し」OSに反発を覚えて、Linuxを導入。まずはTails。メモリー・スティックにインストールしてライブにした。サイトの説明は簡単で好感が持てた。順調に動く。

    Linux Debian v.9.9。isoイメージを入手したまではいいが、何と何と最重要なカーネルがパッケージの中にないから、動かない。(同version、amd3種類、計6種類全部入っていない)
    導入の説明も書かれているが、そもそも私の場合のような、ライブ・スティックを試みる利用者は、Windows環境下であることが多いのに、Linux環境下でしか作動しないパッケージやRPMに云々してみたところで役に立つわけがない。
    サイトの説明は、膨大な量だ。だが、膨大な記述のなかで、いったいどれだけ有益な情報があるのだろうか、疑問に思う。膨大な割に、IntelのCPUの場合、i386の一覧からでないと意味がないことは僅か一言。それもインターネットからの直接のダウンロードは控えよ、正しいLinuxの機能を使え、とある。バカ言え、こっちはWindowsだぞ。

    ダウンロードした人に対して、非礼、馬鹿にしているとしか言いようがない。
    ただ、MS社の「お人よし」は逆に使い勝手の良さがあることへの裏返しでもあるのではないか。
    私見だが、IEは外へ向かって接続するから、今でいうバーチャルボックス化した範囲内だけで実行する環境を作るべきだった。

    Debianには本当に失望した。

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  2. つばき より:

    Rufus使ってusbメモリにCentOsのライブusbメモリ作ったんですが工人舎の古いミニノートパソコンだと持てども待てども黒い画面が見えるばかりでインストーラは起動されませんでした

  3. 匿名 より:

    TailsをインストールするためにTailsのimageをetcherを使ってダウンロードしましたが、USBをさしてWindowspcを起動させてもTailsが起動しませんでした。

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