実は、いままでずっと意識していたOS「ArcoLinux」ですが、日本語入力設定がうまくできずに、取り上げてきませんでした。
ところが、「18.11.2」では、fcitxで日本語入力できたので、今回記事にさせてもらいました。
もちろん、Linuxに詳しい方ならば、以前のバージョンでもできたのかもしれませんが、Windowsしか使ったことがないような方が、できるだけコマンドを使わずに利用できるということ、このブログでは目指しています(コマンドを使うほうが簡単な場合は利用します)。
『ArcoLinux 18.11.2』デスクトップはこんな雰囲気
以下の映像は、VirtualBox(Ver.5.2.18)にて起動・メニューなどの操作確認を行いました。
なお、メモリの割当は2GBに設定しています。
『ArcoLinux 18.11.2』について
ArcoLinuxは、Arch Linuxベースのディストリビューションで、ローリング・リリースモデルを採用しています。
また、ArcoLinuxには3つのメジャーなプロジェクトがあり、「ArcoLinux」「ArcoLinuxD」「ArcoLinuxB」があります。
今回は、「ArcoLinux」をインストールしていますが、これには、Xfce、Openbox、およびi3のユーザーインターフェイスが含まれています。
最低システム要件
公式サイトを探した限り見つけられませんでしたので、ベースになっている「Arch Linux」のサイトを探しました。
https://wiki.archlinux.org/index.php/Beginners_Guide
なお、このページは、2018年10月21日10時34分に最後の編集がされています。
上記ページによると、以下の記述がありました。
- x86_64互換のマシン
- メモリ:512 MB以上
CPUとメモリに関する情報だけで良いでしょうから、こんな感じです。
あくまでも、ベースになっている「Arch Linux」ですので、ご了承ください。
まあ、実際に64bitのパソコンで、メモリが512MBしかないというのは、サポート切れのWindowsパソコンでも、もともとあまりないでしょうから、問題ないですね。
メモリ512MBでのテスト
64bit版で、512MBのシステムメモリでは少なすぎるのではと思い、VirtualBoxではありますが、メモリの割当を512MBに設定して、起動とメニュー操作、および軽いアプリケーションの使用状況を確認してみました。
以下が、その時の映像になります。
OSの起動には3分ほどかかりましたが、メニュー操作においては、メモリ2GBと比べて大幅に遅い感じはしませんし、軽いアプリでしたので、あまり違いを感じませんでした。
ダウンロード
公式サイト
SourceForge.netダウンロードページ
https://sourceforge.net/projects/arcolinux/files/ArcoLinux/
まとめ
ArcoLinuxは、Arch Linuxベースのディストリビューションで、ローリング・リリースモデルを採用。
ArcoLinux 18.11.2は、日本語入力も割と簡単にできるようになりました。
最低システム要件
ベースのArch Linuxを参考にして、あくまでもVirtualBoxで確認という方法ですが、以下のレベルでもOSの起動と、軽いアプリは問題ありませんでした。
- x86_64互換のマシン
- メモリ:512 MB以上
ダウンロード
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