Live USBで無料OS『Freespire 3.0.8』…再起動しても設定を保持!


Freespireは、Ubuntuベースの無料のオペレーティングシステムで、Xfceデスクトップ環境を特長としています。

今回は、変更や設定保存出来る『Freespire 3.0.8』のLive USB作成から、日本語化や日本語入力についてまとめています。

『Freespire 3.0』に関する以前の記事もありますので、よろしければ参考にしてください。

無料OS『Freespire 3.0』…512MBメモリでも軽い・動いた!
Freespire 3.0は、64bit対応ですが、軽い無料OS。ソフトは、必要性があると思われるものを選んでプリインストールしており、ツール類はそれなりに揃えています。Freespireは、約10年ぶり?に復活した為、最近の情報はあまりなく、そこがマイナスです。
無料OS『Freespire 3.0』…インストールから日本語入力!
Freespire 3.0のUSBメモリへの書き込みは、UNetbootinで問題なくライブ起動出来ています。また、インストールはとても簡単で、流れに乗って進めれば、簡単に終了。注意点としては、インストール後の再起動では、日本語化は完了しません。
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設定保存できる『Freespire 3.0.8』 Live USB

FreespireをUSBメモリに書き込むには、UNetbootinが必要です。

また、アップデートや設定を保持することが可能であり、そのためのLive USB作成ですので、多少容量が大きめのUSBメモリ(最低4GB以上)を用意する必要があります。

isoファイルのボリュームを考慮し、今回は4GBのUSBメモリで対応しますので、変更や設定を保存できるスペースは、2GBに設定します。

具体的なLive USBの作り方は、以下の記事を参照願います(ディスクイメージを選択する方法)。

Live USB・インストールメディア作成…『UNetbootin』 はフリー・簡単・便利!
『UNetbootin』は、約40種類のOSや、そのバージョン等を選んでダウンロード。そのままブート可能なUSBメモリや、USBハードディスクドライブを作成することが可能なフリーソフトです。もちろん、直接isoファイルをダウンロードして、利用することも可能。

 

『Freespire 3.0.8』のシステム要件

  • CPU:x86_64版のIntelまたはAMDベースのプロセッサ
  • メモリ:2GB以上
  • インストールする場合の空きディスク容量:15GB以上

今回はLive USBを作成に4GBのUSBメモリを利用しています(もう少し容量があると良いのですが…)。

 

ダウンロード

公式サイトのダウンロードページから

https://www.freespirelinux.com/p/downloads.html

 

Live USBの起動後の作業

USBメモリに書き込みが終了したら、USBメモリから立ち上げます。

USBメモリの容量が4GBしか無いので、先にアップデートして、変更保存スペースを圧迫しないように、今回は最初に日本語化と日本語入力を行いました。

GIFアニメと以下のナンバーは、リンクしています。

  1. メニューの「Settings」から「Language Support」を開きます。
  2. Language Supportを開くとアップデート確認が出ますので、許可します。
  3. その後、Language Supportのインストール確認が出ますので、許可します。
  4. 次は「install/Remove Languages」をクリックし、「Japanese」を追加し「Apply」ボタンをクリックします。

この後の作業は、以下の映像でご覧ください。

作業が終わったら、上のウインドウ内の一番下に、「日本語」が表示されているハズですので、つまむ形で、ドラッグして「English」の上(一番上)に持ってきます。

その後、「Keybord input method system」で「fcitx」を選択し「Apply System Wide」をクリックして、確定します。

さらに、一番上のタブ「Regional Formats」を開いて、「日本語」を選択し、こちらも「Apply System Wide」をクリックして、確定しウインドウをクローズします。

本来なら、ここでログアウト、ログインで良いのですが、設定した内容が保存されるのか確認したいので、再起動します。

 

再起動後の処理

再起動して、設定保持と日本語入力の確認を行います。

  1. ここで、日本語入力ができていない場合は、メニューの「設定」から「Fcitx設定」を開きます。
  2. 「入力メソッド」が図のように「キーボード-英語」の下に「Mozc」なっていると思います。
  3. ウインドウ下の「+」「-」で必要なものを足して、不要なものを消して、さらに「↑」で以下のようにしてください。
  4. 最後に、日本語入力できるのか確認を忘れずに行ってください。

 

まとめ

Ubuntuベースの『Freespire 3.0.8』を設定保存できるLive USBで使う!

『Freespire 3.0.8』のシステム要件
  • CPU:x86_64版のIntelまたはAMDベースのプロセッサ
  • メモリ:2GB以上
  • インストールする場合の空きディスク容量:15GB以上

ダウンロードは、公式サイトから

設定保存できるLive USB
  • UNetbootinが必要
  • 多少大きめのUSBメモリが必要

USBメモリに書き込みが終了したら、USBメモリから立ち上げ、日本語化および、日本語入力設定を行います。

その後、再起動して、保持できているかの確認をします。

 

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