Nitruxは、UbuntuベースのLinuxディストリビューションで、経験豊富なユーザーだけでなく、Linuxの初心者も対象にしているOSです。
そして、Nitrux独自のカスタムアプリケーションに沿って、デフォルトでKDE Plasma 5向けに設計された一連のアプリケーションおよびサポートライブラリを選定しています。
また、ChromiumやLibreOfficeなどのKDE以外のアプリや、Qtアプリケーションも含まれています。
Nitrux 1.0.16のデスクトップはこんな感じ
以下の映像は、VirtualBox(Ver.5.2.18)にて起動・メニューなどの操作確認を行いました。
なお、メモリの割当は2GBに設定しています。
低スペックパソコンで録画していますので、実際より少し重い感じになっていると思います。
Nitrux 1.0.16について
搭載しているNomad Desktopは、Plasmaを拡張し、以下がポイントになっています(公式サイトより)。
- Nomad System Tray
従来のPlasmaバージョンに代わるシステムトレイです。 - 通知センター
簡単に通知センターへアクセスできるよう、システムトレイには特別な機能があります。 - ネットワークへのクイックアクセス
ネットワーク環境設定へ簡単にアクセスして編集できます。 - 簡単なマルチメディアコントロール
より簡単な操作のために、ボリュームコントロールとプラズマのメディアコントロールを組み合わせています。
選択されたアプリケーション
- Dolphin:ファイルマネージャー
- Kate:高度なテキストエディタ
- Ark:アーカイブツール
- Konsole:端末エミュレータ
- Chromium:ウェブブラウザ
- VLC:マルチメディアプレーヤー
- LibreOffice:オープンソースのオフィススイート
など
システム要件
最小要件
- CPU:2.5 GHzデュアルコア64bit
- メモリ:2GB
- 必要な空きディスク容量:5GB
- Display:32MB VRAM OpenGL 2.1のサポート
- ネットワーク:イーサネットRJ45ポート
- その他 :USBブートをサポートするマザーボード
推奨要件
- CPU:2.66 GHzクアッドコア
- メモリ:4GB
- 必要な空きディスク容量:5GB
- Display:256MB VRAM OpenGL 3.0のサポート
- ネットワーク:イーサネットRJ45ポート、ワイヤレスカード
- その他:USBブート、UEFIサポートをサポートするマザーボード、レガシー対応ラップトップ
見た目のシンプルでコンパクトなデスクトップと異なり、それなりのシステム要件になっています。
必要な空きディスク容量が少なくて済むので、Live USBで利用するか、デュアルブートで利用するのもありかと思います。
また、USBメモリ自体にインストールしても良いかもしせません。
ダウンロード
USBメモリへの書き込み
今回は、UNetbootinにて作成しています。
問題なくライブ起動出来ています。
USBメモリへの書き込み方法は、以下の記事を参考にしてください。
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まとめ
Nitrux 1.0.16は、UbuntuベースのLinuxディストリビューション
最小システム要件
- CPU:2.5 GHzデュアルコア64bit
- メモリ:2GB
- 必要な空きディスク容量:5GB
ダウンロード
公式サイトより
USBメモリへの書き込み
UNetbootinにて作成し、問題なくライブ起動出来ています。
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