Lubuntu 18.04 LTS (Bionic Beaver)は、LXDE(Lightweight X11 Desktop Environment)デスクトップ環境のUbuntu公式フレーバーで、高速かつ軽量な省エネ設計されたOSで、LTS(Long Term Support)版のためサポート期限は、2021年4月までとなります。
なお、Lubuntu(ルブントゥ)OSは、標準的なPC、ラズベリーパイ、PowerPC用のISOファイルを用意。
『Lubuntu 18.04 LTS』のデスクトップはこんな雰囲気
この映像は、VirtualBox(Ver.5.2.8)にて起動状況の確認を行い動画にしています。
なお、メモリの割当は2GBに設定。
Ubuntu 18.04 LTS版と比べて、相当軽く軽快にメニュー操作などを行うことが出来ます。
シンプルで使いやすいオーソドックスなユーザインターフェースに、メモリ使用量の少なさで選択された多様なアプリケーションを選定。
なお、この映像では、アプリケーションについて最小インストールを選択しています。
『Lubuntu 18.04 LTS』について
軽く設計されているOSであり、32bit版もありますので、古いサポート切れのWindows VistaあたりがインストールされていたPCでも、現役のPCレベルに蘇る可能性がありますので、試してみてください。
また、Lubuntuはリソースの少ない古いPCを対象にしていますが、当然新しいPCでも問題無く機能。
なお、具体的な対象は、概ね10年以内のPCとのことです。
システム要件(公式サイト参照)
- CPU:最低 Pentium 4、Pentium M、またはAMD K8 CPU
- メモリ:最低1GB(2GB以上を推奨:Webベースのアプリケーションの場合)
以下の映像は、VirtualBoxでメモリの割当を1GBに設定したものです。
メニューやPCManFMファイルマネージャーの操作、オフィス系のアプリケーションソフトの起動や入力状況などを確認してください。
前記事の「Ubuntu 16.04 LTS」と比べると申し訳ないのですが、非常に軽快な操作感です。
ただ、最近1GB以下のメモリで対応できるOSも紹介させてもらっていますので、特別軽量というわけではありませんが、新しいリリースでありUbuntu公式フレーバーということを考えれば、それなりに選択するメリットはあると思います。
ダウンロード
公式サイト
https://lubuntu.me/
ダウンロードページ
https://lubuntu.me/downloads/
既知の問題点について
現時点で重要な問題は、認識していないとのことです。
なお、ライブ起動、インストールと日本語入力につきましては、別記事にさせていただきます。
まとめ
Lubuntu 18.04 LTS は、LXDE(Lightweight X11 Desktop Environment)のUbuntu公式フレーバー
- 高速かつ軽量であり、省エネ設計されたOSで、LTS版のためサポート期限は、2021年4月まで
- Lubuntu(ルブントゥ)OSは、標準的なPC、ラズベリーパイ、PowerPC用のISOファイルを用意
- 『Lubuntu 18.04 LTS』の具体的な対象は、概ね10年以内のPC
システム要件
- CPU:最低 Pentium 4、Pentium M、またはAMD K8 CPU
- メモリ:最低1GB(2GB以上を推奨:Webベースのアプリケーションの場合)
ダウンロード
公式サイト、ダウンロードページより
既知の問題点
現時点で重要な問題は、認識なしとのこと
コメント