Linux Liteは、Ubuntuの長期サポート(LTS)リリースと、軽量のXfceデスクトップ環境を利用しているLinux初心者向けのディストリビューションで、主にWindowsユーザーを対象としています。
Linux Lite 3.8のデスクトップはこんな雰囲気
Windowsライクな感じで、今後サポートが切れるWindows 7 からも乗り換え安い雰囲気だと思います。
この映像は、VirtualBoxでメモリ2GBを割り当ててキャプチャーしています。
Linux Lite 3.8の特徴
Linux Lite 3.8 Finalが先月末にリリースされ、3.xシリーズの最後のバージョンとなります。
尚、Linux Lite 4.0 Finalは、2018年6月1日にリリースされる予定とのことです。
最小システム要件
- CPU:700MHz(推奨1.5GHz)
- メモリー:512MB(推奨1GB)
- ハードディスク容量:8GB(推奨20GB)
- 画面解像度:1024×768のVGA(推奨1366×768の解像度が可能なHDMI画面)
- DVDドライブまたはUSBポート
ほぼ、Windows Vistaのレベルですので、使っていないサポート切れのWindows Vista PC があったら、ぜひインストールしてみてください。
VirtualBoxでメモリ512MBを割り当て、Linux Lite 3.8(64bit)のテスト
OSの立ち上がりも、メモリ2GBの割当と比べても、さほど遅い気がせずに、FirefoxでYouTubeのミュージック映像(480P)を見ても、カクカクせずに音楽も途切れず聞こえました。
ブラウザーが軽いのは、Firefox 58.0 Quantumによるところも大きいのかもしれません。
また、オフィス系ソフトの立ち上がりも問題なく、わずか512MBのメモリですが、このレベルのパフォーマンスなら、使いたくなってしまいました。
ただし、YouTubeにて音楽映像を見ている時に、メモリをプレイヤーに取られているためか、Firefoxのクローズボタンの反応が悪かったのですが、512MBならば仕方がないと思います。
尚、VirtualBoxで512MBのメモリ割当のため、実機のテストではありませんので、ご了承ください。
主なアプリケーション
- ブラウザ:Firefox 58.0 Quantum
- メールクライアント:Mozilla Thunderbird 52.5.0
- オフィス:LibreOffice 5.1.6.2
- メディアプレイヤー:VLC 2.2.2
- 画像編集:Gimp 2.8.22
ダウンロード
公式サイトから
インストールについて
インストールには若干注意が必要で、インストーラーを起動すると、言語を選べる画面がでてきますが、日本語を選択できませんので、英語のままインストールして、インストール終了後に日本語化してください。
詳しくは、下記の記事を参照願います。
記事内のLinux Liteのバージョンは3.4ですが、同じ要領でインストールすることができます。
まとめ
Linux Lite 3.8 Final、3.xシリーズの最後のバージョンとなります。
最小システム要件は以下のとおり
- CPU:700MHz
- メモリー:512MB
- ハードディスク容量:8GB
- 画面解像度:1024×768のVGA
Windows Vista レベルのシステム要件です。
主なアプリケーションは次のとおり
- Firefox 58.0 Quantum
- Mozilla Thunderbird 52.5.0
- LibreOffice 5.1.6.2
- VLCメディアプレイヤー 2.2.2
- Gimp 2.8.22
ダウンロードは公式サイトから
※インストールは英語のままインストールして、終了後に日本語化してください。
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