Windows が Windows 10 まで来てから、OSが新しくなることによる大幅なスペックアップが必要なくなってきたので、気がつけば現在のパソコンを5年以上も使い続けているということはありませんか?
もちろん5年が寿命というわけではありませんが、そろそろ気にしておかないといつ壊れるかわかりません。
そして、パソコンが壊れて一番困るのが、今まで溜め込んできたデータを取り出せないことです。
パソコン自体は買い換えることもできますが、データはお金で買えないものがほとんどです。
データは別のドライブで管理
手軽にDropboxやOneDrive、iCloudなどのオンラインストレージサービスなどにバックアップ保存することで、故障などでのデータの損失をカバーすることが可能ではあります。
しかし、ネットに上げたものは万一の流出リスクや、オンラインストレージ等サービス側の故障や災害で、データがダメになることも可能性としてはあります。
できれば、別の外付けドライブで管理しておくのがセキュリティ面からみても安全です。
アプリケーションソフトはなるべくインストール不要のタイプを!
通常アプリケーションソフトは、ダウンロードしたり購入すると、インストール用の実行ファイル『setup.exe』などからパソコンにインストールして利用します。
一般的に、インストールするとそのパソコンのレジストリに設定情報等が保存され、そのパソコンのみで利用できるようになり、メニューなどに自動的に登録されます。
その一方、オンラインで配られているフリーソフトなどの中には、インストールするタイプと、ポータブルなどの名称が付いているインストール不要で使えるものがあります。
そのようなインストール不要のソフトを使って、パソコンには極力OS以外はインストールしないようにしておけば、万一故障などのトラブルによりOSの再インストールが必要になっても簡単に対処できます。
また、インストールしなくて良いタイプは、外付けのHDDやUSBメモリなどに入れておくことで、他のパソコンでも利用できます。
今後のパソコン買い替えや、OSの入れ替え、乗り換えの際には、インストール不要のアプリケーションソフトの利用を拡大していくことが、万一のパソコントラブルへの対処に有効に働くこともあります。
パソコンにはOSだけが理想
この図のように、なるべくパソコン自体にインストールしないようにできれば、万一の故障でもなんとでもなります。
また、インストールするタイプのソフトでも、データは外付けのHDDやUSBメモリに保存するように設定しておけば、さらに安全です。
各種オンラインサービスを利用することでインストール不要に
最近はスマホシェアが非常に高くなってきていることもあり、パソコンでもオンラインサービスが大変に多くなっています。
たとえば以前、音声入力ソフトなどは、パソコンに色々とインストールした上、エンロールを行ない使えるようになるまで、非常に手間がかかっていました。
今ではオンラインであることで、常にブラッシュアップが図られ、エンロールなどの作業も不要になり、さらに精度も日々向上しています。
そのようなオンラインサービスを利用することで、最新の状態にブラッシュアップされた各種のサービスが、インストールせずに利用可能になっています。
オンラインにデータを流すには注意が必要
オンラインサービスを使うということは、現在利用し加工修正しているデータ自体(恥ずかし写真など)も暗号化されているとかいないとかは別にして、ネット上を移動していると考えなければなりません。
サービスによっては、サーバー側ではなく、こちらのクライアント側での処理であり、ネット上を移動していないかもしれませんが、それぞれのサービスで確認するのは大変だと思います。
よって、オンラインサービスを利用する場合は、何らかの流出事故がいつかは起きるかもしれないと思って使ったほうが良いでしょう。
そうは言っても現実問題として、クレジットカード番号や色々な個人データをオンラインで入力しないと、モノも買えないし、ネットで出来ることが限定されてしまいますね……
まずは現在のパソコンの状況確認から
いま使っているこのノートパソコンも、1日中使っていますので、3〜4年でHDDが壊れてしまいました。
別記事にも書いていますが、壊れたので別のパソコンに入っていたHDDに入れ替えてみました。
HDDの入れ替えで起動しましたので、すぐに使えましたが、それでもOSを入れ替えたり色々と大変でした。
もし、すでに3〜4年程度使っているなら、そろそろ対策や準備も必要になりますね。
まとめ
パソコンが壊れて一番困るのが、データを取り出せないこと
使うソフトウエアはできるだけインストール不要のソフトを
万一故障などのトラブルや、OSの再インストールも簡単です。
インストールしなくて良いタイプは、外付けのHDDやUSBメモリなどに入れておくことで、他のパソコンでも利用可能です。
また、インストールするタイプのソフトでも、データは外付けのHDDやUSBメモリに保存するように設定しておけば、さらに安全です。
各種オンラインサービスを利用する
オンラインにデータを上げるには注意が必要で、データもネット上を移動すると考えなければなりません。
現在のパソコンの状況確認から
3〜4年程度使っているなら、そろそろ対策や準備をしたほうが後が楽です。
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