サポート切れWindowsを搭載した古い32bitパソコンでも利用出来る無料OSがあるのはわかっても、どれを選んで良いのかわからないということがあるのではないでしょうか?
また、ここのところ取り上げた32bitパソコンに対応しているOSは、メモリも512MB以下で対応でき、個人的に気に入っているOSで、すべてVirtualBox上(一部実機で利用)ではありますが、インストールし、過去にもバージョン違いなども試しています。
そこで、今回これらの無料OSについて、選ぶポイントをいくつか挙げていますので、よろしければ参考にしてください。
パソコンのスペックを確認
まずは、避けて通れない古いPCのスペックを確認しましょう。
めんどくさい、よくわからないという方は、XPかVistaかでもわかれば良いでしょう。
いないとは思いますが、それ以前のWindows搭載のパソコンは、無理と思った方が良いでしょう。
今回取り上げている32bit対応OS
これらのシステム要件のうち、CPUとメモリ等について比較します。
しかし、残念ながらスペックだけではわからない実際の操作感や操作状況の映像がありますので、気になるOSはそれぞれの記事をご覧いただければと思います。
Xubuntu 18.04
- CPU:PAEサポート
- メモリ:512MB(推奨1GB)
Trisquel 8.0
- メモリ:256 MB以上
「7.0 Belenos」のメモリを参考
SparkyLinux 4.8
- CPU:i686
- メモリ:256 MB – LXDE, LXQt, Openbox、512 MB – MATE, Xfce
Zorin OS 12.4 Lite
- CPU:700 MHz シングルコア
- メモリ:512 MB
Bodhi Linux 5.0.0 RC2
- CPU:500MHz(推奨1.0GHz)
- メモリ:256MB(推奨512MB)
- インストーラーはメモリ1GB以上を推奨
さあ、どれにしようか?
それぞれを試した印象ですが、やはりシステム要件的に低くても、インストールするパソコン環境の違いなども含めて、実際には少し上のスペックでないと使えないような感じがするOSもあります。
ちなみに、Windows Vista(32bit)からならば、スペック的には多分どれでも利用可能でしょうが、XPからですと搭載メモリによりますので、軽さ重視で「SparkyLinux 4.8」あたりかなと思います。
最後は実際にインストールしていただかないとわからない部分もありますので、ご了承ください。
ネット上に情報量が多いOSにする
- Xubuntu 18.04
Ubuntu コミュニティーから公式に派生したディストリビューション
とにかく軽いOSにする
- SparkyLinux 4.8
LXDEデスクトップ環境などを選べば、メモリ256MBでもなんとか使えそうです。 - Bodhi Linux 5.0.0 RC2
インストーラーはメモリ512MBは必要と思われます。 - Trisquel 8.0
前バージョンから判断して、システム要件的に低いのですが…
WindowsライクなOSにする
- Zorin OS 12.4 Lite
Windows風かなって感じです。
それぞれのOSの特徴としては、このような感じかと思われます。
まとめ
サポート切れWindowsを搭載した古い32bitパソコンでも利用出来る無料OSはどれが良い?
- Windows Vista(32bit)からならば、スペック的には以下のどれでも利用可能
- XPからですと搭載メモリによりますが、軽さ重視で「SparkyLinux 4.8」あたり
なお、以下は個人的な感想ですので、ご了承ください。
ネット上に情報量が多いOS
- Xubuntu 18.04
とにかく軽いOS
- SparkyLinux 4.8
- Bodhi Linux 5.0.0 RC2
- Trisquel 8.0
WindowsライクなOS
- Zorin OS 12.4 Lite
最後は実際にインストールしていただかないとわからない部分もあります。
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