Windows Vista の延長サポートも終了し、どうしようかと途方に暮れている方へのご提案です。
これを機に無料OSにしてはいかがでしょうか?
前置きはこれぐらいにして、古いWindows PCでも動く、軽量無料OSである『Lubuntu』について紹介したいと思います。
また、この記事は、PCにあまり詳しくない方へ向けてものですので、専門的な用語を極力使わないようにしています。
LubuntuってどんなOS
Ubuntuから派生したOSであり、特に「軽量で、省エネ」です。
最初から通常必要なソフトは入っていますし、Windows Vistaよりは実用的なものがあると思います。
- Galculator:計算機
- Leafpad:テキストエディタ
- Xpad:付箋
- PCManFM:ファイルマネージャー
- Mozilla Firefox:ウェブブラウザー
- Pidgin:インスタントメッセンジャー
- Sylpheed:メールクライアント
- Transmission:ファイル共有プログラム
- Abiword:ワープロ
- Gnumeric:表計算
- mtPaint grafic editor:画像編集
- Alsamixergui:オーディオミキサー
- Audacious:オーディオプレーヤー
- GNOMW MPlayer:映像プレーヤー
- Xfburn:CD 書き込み
- guvcview:ウェブカメラユーティリティ
- LXTerminal:ターミナル端末
ざっとこんな感じです。
また、PDFビューアー、スキャンプログラム、イメージビューワ、アーカイブマネージャー、ディスク管理、スクリーンショット、ファイル圧縮・解凍、パーティション編集、スクリーンセーバーなども初めから入っています。
もちろん、これ以外のゲームや各種フリーソフトも充実しています。
インストールしたままの状態でも、オフィス系からグラフィック、インターネット関連など、PCでの作業に問題はないでしょう。
それでは、以下のスクリーンショットで雰囲気をつかんでください。
一応、見かけはVistaなどから見れば、シンプルですが、軽いのでご勘弁を…
それと、もともとWindowsとは繋げていたPSPとUSBケーブルでつないでみたら、なんの問題もなくデータのやり取りができました。
軽量が最大目的の場合は注意
最初からVistaが入っていたマシンなら問題ないでしょう。
ただし、例えば、Windows XpのマシンをVistaへアップグレードして使っていたようなPCを、Lubuntuにしようとする場合は、注意が必要になります。
現在リリースされているバージョン『16.04』を利用したほうが、良いでしょう。
サポート期限は、2019年4月まであります。
16.04より、新しいバージョンはあるのですが、仕様が変わって少し重くなります。
もちろん、ただ重くなるのではなく、少しデラックスになると思ってください。
ただし、比較的軽量の『Kubuntu』よりは、まだ軽量ではあるとアナウンスしていますが、従来の軽量志向から離れてしまいます。
今後もサポート期限まで、16.10 以降へアップグレードせずに使用する必要があります。
そうは言っても、安全策ですので、PCによっては、何ら問題がないこともあります。
ダウンロードとインストールについて
まず、サポート中のバージョンなら、どれでも問題はないと思いますが、念のためいきなりインストールせずに、お試ししてからのほうが、良いでしょう。
いくら無料とは言え、フィーリングが合わないということもあるでしょう。
関連記事を参考にお試ししてみてください。
Windows Vista サポート終了対策で無料OSへ乗り換え
まとめ
LubuntuはUbuntuから派生したOSで、特に「軽量で、省エネ」です。
また、インストールしただけの状態で、通常必要なソフトは入っていますし、Windows Vistaよりは実用的なものがあると思います。
特に、ワードやエクセルにあたるオフィス系も初めからありますので、手間いらずです。
そして、フリーのゲームや各種フリーソフトも充実しています。
ただし、古すぎるPCにインストールするような場合で、軽量が最大目的の場合は注意が必要です。
例えば、Windows Xpのサポート終了に伴って、眠っていたPCを蘇らせインストールするような場合は、10年程度前のPCになると思いますので、そのPCのスペックにもよりますが、このレベルのマシンは、インストトールするバージョンに注意してください。(Vistaが動いていたマシンなら、問題ないでしょう)
その場合は、バージョン『16.04』を利用してください。
今後もサポート期限まで、16.10 以降へアップグレードせずに使用する必要があります。
ダウンロードとインストールについては、念のためいきなりインストールせずに、お試ししてからのほうが、良いでしょう。
関連記事を参考にお試ししてみてください。
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