Windowsのサポートが切れたからといって、まだ動くパソコンを処分する気にもなれずに、使い続けている人も一定数いるかと思います。
統計データをみると、サポート期限が切れたOS(XPやVista)も、それなりにあるようです。
でも、少し頑張って自分でOSを入れ替える努力をすることで、最新のOSを無料で、古いサポート切れWindowsの代わりに使えるようになりますが…
OSを入れ替える古いPCをVistaクラスと想定
Windows Vista の推奨最小要件
- CPUは、800MHz、32ビット(x86)のプロセッサ
- メモリは、512MB
今手持ちの古いWindowsパソコンがVistaなら上記スペック以上のハズですし、場合によっては、Windows XP搭載でもこれ以上という可能性もあります。
Zorin OS 12.4 Liteのシステム要件
- CPU:700 MHz シングルコア
- メモリ:512 MB
- HDD容量:8 GB
- ディスプレイ解像度:640 × 480
Zorin OS 12.4 Liteをメモリ512MBで起動
VirtualBoxで、メモリを512MBで起動させてのメニュー操作になります。
さらに、オフィスソフトの起動状況で、日本語入力についての変換速度などをご覧ください。
若干、メニュー操作において、引っかかる(遅れる)感じがありますが、使えないレベルではありません。
オフィスソフトの日本語変換などについては、特に問題が無いようです。
なお、VirtualBoxのため実機とは異なりますので、ご了承ください。
古いPC実機でライブ起動の確認
実際に、古い10年以上前の元Windows XPパソコンで、Zorin OS 12.4 Liteをライブ起動させてみました。
ライブ起動確認用PCのスペック
- CPU:Celeron M 360J 1.4GHz/1コア
- RAM:256MBに512MB増設(計768MB)
VirtualBoxと同じように起動と入力の確認
ライブ起動の状況は、OSの立ち上がりが思ったより遅く、数分必要でした。
メニュー操作については、引っかかる感じではなく、スローな雰囲気でモッサリした感じでした。
全体的にVirtualBoxでの起動とあまりかわりませんでした。
実際にVistaレベルなら搭載メモリも確実に512MB以上ですので、もっと機敏に反応すると思います。
また、XPでもメモリ1GB以上積んでいるのもある思います(中古販売XP・PCでは1GB以上が多い)ので、その場合は問題がないと思います。
デスクトップの見た目もWindows風の印象がありますので、乗り換えやすいと思われます。
『Zorin OS 12.4 Lite』をインストールしたくなったら
バージョンが異なりますが、以下の記事を参考にしてみてください。
まとめ
古いPC(32bit・512MB)にZorin OS 12.4 Liteをインストール!
Zorin OS 12.4 Liteのシステム要件
- CPU:700 MHz シングルコア
- メモリ:512 MB
- HDD容量:8 GB
VirtualBoxでメモリ512MBで起動の確認
メニュー操作において、引っかかる感じがありますが、使えないレベルではありません。
古いPC実機でライブ起動の確認
スローな雰囲気でモッサリした感じですが、全体的にVirtualBoxでの起動とあまりかわりませんでした。
実際にインストールする場合は、Vistaレベルのパソコンならば、メモリの心配もないでしょう。
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