無料OS『Pardus』…メモリ256MBでOfficeソフトも使えた!

Pardusは、公共施設や中小企業が安全に使用できる低コスト、機能的、視覚的なオペレーティングシステムであり、TÜBİTAK ULAKBİM(トルコ科学技術研究評議会 国立アカデミックネットワーク情報センター)によって開発されたDebianベースのディストリビューションです。

Pardus 17では、デフォルトのXFCEデスクトップ環境おいて、軽量で使いやすく、システムリソースの削減とシステムスピードの向上を目指しています。

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『Pardus 17 XFCE』のデスクトップはこんな雰囲気

軽いという以外には、目立った特徴があまりないのですが、OSのターゲットが公共施設や中小企業であるという点を考えると頷けます。

VirtualBoxで、メモリ2GBを割り当ててキャプチャー

 

『Pardus 17 XFCE』の特徴

開発者の関係か地味な印象ですが、信頼性と軽量を謳い文句にしているようです。

実は、デスクトップ画面の印象があまりパッとしなかったので、インストールしてテストするのを怠っていました。

今月の3日にリリースされているのですが、つい昨日まで、放置していて、いい加減、確認しておこうとインストールしたら、好感を持てる無料OSでした。

 

システム要件

  • CPU:64Bit 最小500Mhz、推奨1.0Ghz以上
  • メモリ:最小256 MB、推奨512 MB以上
  • 空きディスク容量:最小6GB、推奨8GB以上
  • 640×480以上の解像度が可能なグラフィックスプロセッサ

ちなみに、VirtualBoxにてメモリ256MBを割り当ててテストしてみましたが、起動及びアプリケーションの稼働で、若干の遅延がありますが、ギリギリ利用できるでしょう。

以下の映像は、256MBでのメニュー等の操作を録画しているものです。

パッケージアップデーターを起動したところ、少し待たされましたが、なんとかなっています。

どちらにしろ、Windows Vistaのシステム要件より下で動かせますので、64bitのPCであれば、通常どんなPCでも問題なく稼働するでしょう。

 

主なアプリケーション

  • ブラウザー:Firefox ESR
  • オフィス:LibreOffice
  • メールクライアント:Thunderbird
  • マルチメディア:VLC Media Player
    など

基本的には、公共施設や中小企業向けのためか、必要最小限のプリインストールになっていますので、アンインストールの手間がかかりません。

 

ダウンロード

以下の公式サイトより

https://www.pardus.org.tr/surumler/

 

なお、インストールは別記事にします。

 

まとめ

Pardusは、TÜBİTAK ULAKBİM(トルコ科学技術研究評議会 国立アカデミックネットワーク情報センター)によって開発されたDebianベースのディストリビューションです。

デフォルトのXFCEデスクトップ環境は、軽量で使いやすく、システムリソースの削減とシステムスピードの向上を目指しています。

システム要件
  • CPU:64Bit 最小500Mhz、推奨1.0Ghz以上
  • メモリ:最小256 MB、推奨512 MB以上
  • 空きディスク容量:最小6GB、推奨8GB以上
  • 640×480以上の解像度が可能なグラフィックスプロセッサ

Windows Vistaのシステム要件より下ですので、64bitのPCであれば、通常どんなPCでも問題なく稼働するでしょう。

主なアプリケーション
  • Firefox ESR
  • LibreOffice
  • Thunderbird
  • VLC Media Player

など、必要最小限のプリインストール

ダウンロード

公式サイトより

 

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