4MLinux は超軽量のLinuxディストリビューションで、とても魅力的ではありますが、日本語環境が用意されていません。
そのため、いままで記事にしてこなかったのですが、ライブUSBにして、たまに遊んでいました。
よく考えれば、日本語化されていなくても面白いOSだと思いますので、インストールしなくてもUSBメモリにいれて持っていても良いと思います。
それに記事にすることで、日本語化についてコメントやアドバイスをもらって、活路が開けることもあります。
4MLinux 23.1のデスクトップはこんな雰囲気
今回は、インストールしていませんので、ライブ起動の状況です。
isoイメージの容量は600MBを超えた程度ですが、デスクトップの雰囲気は相当重量級のような感じに見えます。
それは、すべてのアプリケーションが入っているわけではなく、使うときにインストールされるものもあります。
自分で探してきて、インストールするわけではありませんので、これはこれで良いのではと思います。
4MLinuxのコンセプト
通常OSのコンセプトは、軽量であるとか、安定感があるとか、AV機能に優れているとか、機能をセールスポイントにしているのが普通です。
この4MLinuxは4つの「M」がコンセプトです。
- Maintenance:メンテナンス(システムレスキューライブCD/USBメモリ)
- Multimedia:マルチメディア(膨大な数の画像、オーディオ、ビデオフォーマットをサポート)
- Miniserver:ミニサーバ(DNS、FTP、HTTP、MySQL、プロキシ、SMTP、SSH、およびTelnet)
- Mystery:ミステリー(いくつかの小さな古典的なLinuxゲームを提供)
ちなみにこのMysteryが気に入っていて、ちょっとした古いゲームにハマっています。
また、メンテナンスライブUSBとして、使うこともできますので、USBメモリに入れて持っていても良いのではと思います。
4MLinux 23.1の稼働システム要件
ライブ起動で利用:
- 1024MBのメモリー
インストールして利用:
- 128MBのメモリー
- 1GBのドライブスペース
起動テストについて
今回は共にライブ起動テストになります。
VirtualBox Ver5.2.2にて、計2回行っています。
元Windows XP(256MBに512MB増設:32bit)パソコンで行いました。
ダウンロード
4MLinux 公式サイト
http://4mlinux.com/index.php?page=download
SourceForge こちらからダウンロードするほうがよいかもしれません。
https://sourceforge.net/projects/linux4m/files/
USBメモリへの書き込み
今回は、UNetbootinにて作成しています。
問題なくライブ起動出来ています。
USBメモリへの書き込み方法は、以下の記事を参考にしてください。
まとめ
4MLinuxは、以下の4つの”M”に重点を置いた、軽量Linuxディストリビューションです。
- Maintenance:メンテナンス
- Multimedia:マルチメディア
- Miniserver:ミニサーバ
- Mystery:ミステリー
ダウンロード
SourceForge からダウンロードするほうが良いでしょう。
メモリへの書き込み
UNetbootinにて作成し、問題なくライブ起動できます。
4MLinux 23.1の稼働システム要件
ライブ起動で利用の場合は、1GBのメモリーが必要です。
インストールして利用する場合は、なんと128MBのメモリーと1GBのドライブスペースでOKです。
日本語環境は、現時点で提供されていませんが、ライブUSBの形でメンテナンス用として、1つ持っていても損はないでしょう。
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