Neptuneは、新しいカーネルといくつかのドライバを除いたDebian(Stable)をベースにしたデスクトップ用のGNU/Linuxディストリビューションです。
また、KDE Plasmaデスクトップ環境を採用し、マルチメディアシステムを主眼に置いています。
『Neptune 5.0』のデスクトップはこんな雰囲気
Xfceなどと比べると、KDE Plasmaデスクトップ環境のため、少しモッサリしている感じを受けますが、動作にはさほど問題はありません。
VirtualBoxで、メモリ2GBを割り当ててキャプチャー
『Neptune 5.0』の特徴
デスクトップには「Discover」のアイコンがあり、これでプリインストールしてあるアプリのアンインストールや、新たに好みのアプリを簡単にインストールすることができ、自分の使い慣れた環境に最初からセットできます。
もちろん、どのようなOSでも不要なアプリのアンインストールや新規のインストールは可能ですが、「Discover」で一気にやれるというのは、何か問題があって新規にOSの再インストールを行う必要が生じても、簡単にもとの環境に戻せる可能性があるということで、とても有益に感じます。
システム要件
- CPU:1GHz Intel / AMD 64Bit
- メモリ:1.6GB
- 空きディスク容量:8GB HDD
ちなみに、VirtualBoxにてメモリ1GBを割り当ててテストしてみましたが、起動及びアプリケーションの稼働も多少モッサリしていますが、普通に動かせます。
また、ブラウザーでYouTube動画を表示してみたところ、音楽は問題ありませんが、映像(360P)がカクカクでした。
当然といえば当然ですが、このあたりから考えると、最小システム要件はメモリ1GBあたりかと思われます。
どちらにしろ、Windows 7クラスの普及版PCならば、メモリ2GB以上あるので、問題ないでしょう。
主なアプリケーション
- ブラウザー
Chromium(Chrome):Adobe Flashと完全なHTML5をサポート - ミュージック
Amarok:ローカルとオンラインの音楽を視聴、モバイルオーディオプレーヤーに音楽をインポートまたはエクスポート、Podcastを購読 - 写真
Gwenview:写真を管理、編集が可能 - ビデオ
VLCメディアプレイヤー:ビデオ視聴
KDEnlive:ビデオを作成、編集
Neptuneには独自のソフトウェアリポジトリがあり、独自のアプリケーションを更新します。
主なアプリケーションは、独自のNeptuneリポジトリに入っており、開発されたソフトウェアと、Neptuneシステムのデフォルト設定、アートワーク、調整なども含まれています。
ダウンロード
https://neptuneos.com/en/download.html
なお、インストールは別記事にします。
まとめ
Neptuneは、Debian(Stable)をベースにしたディストリビューションで、KDE Plasmaデスクトップ環境を採用。
『Neptune 5.0』は、プリインストールしてあるアプリのアンインストールや、新たに好みのアプリを簡単にインストールすることができ、自分の使い慣れた環境に最初からセットできます。
システム要件
- CPU:1GHz Intel / AMD 64Bit
- メモリ:1.6GB
- 空きディスク容量:8GB HDD
主なアプリケーション
- ブラウザー:Chromium(Chrome)
- ミュージック:Amarok
- 写真:Gwenview
- ビデオ:VLCメディアプレイヤー、KDEnlive
ダウンロードは公式サイトから
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