Q4OS は、Debian ベースのデスクトップ Linux ディストリビューションで、KDE Plasma と Trinity デスクトップ環境版が用意されています。
今回は、Q4OS 3.11 r2版について、インストールから日本語入力までをさらっとまとめています。
Q4OS 3.11 のデスクトップ
以下の映像は、VirtualBox(Ver.6.1.16)にて起動・メニューなどの操作や日本語入力のパフォーマンス確認を行いました。
なお、メモリの割当は2GBに設定しています。
Plasma デスクトップ環境にしては、体感ですが他のOSと比較して軽めに感じます。
Q4OS 3.11 について
今回は、「q4os-3.11-x64.r2.iso」ファイルをインストールしました。
システム要件(Plasmaデスクトップ版)
- CPU:1GHz
- メモリ:1GB
- 必要ディスク容量:5GB
ダウンロード
公式サイト
ダウンロードページ
https://q4os.org/downloads1.html
もしくは、直接以下の「sourceforge.net」からダウンロードが可能です。
https://sourceforge.net/projects/q4os/files/stable/
インストール(VirtualBox)
VirtualBoxでインストールした手順の流れをGIFアニメ化しています。
※ここでのインストールは、パソコン搭載のハードディスクを初期化する方法になりますので、実際に試される方はご注意ください(デュアルブートなどの場合は、それぞれ個別に対応してください)。
インストールは簡単ですので、特に説明は入れませんが、手順がわかるようにナンバリングしてあります。
再起動後の設定
再起動すると言語等、続きの設定があります。
ステップ01では、ソフトウエアのインストール選択がありますので、ここでは一番上のオススメを選択します。
インストールよりも時間がかかり、数十分程待つと思います。
その後は、手順通りに再起動します。
日本語入力について
前3.10バージョンの時には、再起動すると「言語パックのインストール」がありました。
しかし、今回の3.11には、2度インストールして調べたのですが、そのままソフトのインストールに進んでしまいました。
そのため、今回はターミナルから以下のようにインストールしました。
アップデートから
「fcitx mozc」のインストール
インストールの途中で確認がありましたら、「Y」で進めてください。
終了したら、ログアウト・ログインを行います。
Fcitx設定
その後3.10と同じような状況で、日本語への切替が上手くできませんでした。
キーボードを日本語に設定してインストールしていますが、USキーボードが優先された状態になっているようなので変更します。
Fcitx設定の画面をひらいて、入力メソッドの設定を行ないます。
以下の画面のようになっていました。
左下の「+」「-」ボタンの「-」でUSキーボードを削除します。
次に、「↑」「↓」上下ボタンで順番を以下のように変えます。
これで、日本語入力がスムーズにできます。
まとめ
Q4OS 3.11 Centaurus…Plasmaのインストールと日本語入力
「q4os-3.11-x64.r2.iso」をインストール
システム要件(Plasmaデスクトップ版)
- CPU:1GHz
- メモリ:1GB
- 必要ディスク容量:5GB
ダウンロード
sourceforge.net からダウンロードが可能
インストール
インストール自体は簡単に終了し、再起動後に指示に従ってアプリケーションのインストールを行ないます。
日本語入力について
前バージョンと異なり、再起動後に言語パックのインストール工程が無かったので、別途ターミナルからインストールしています。
また、USキーボードが優先された状態になっているようなので修正します。
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