世界中で猛威のサイバー攻撃は古いWindowsが標的…無料最新OSへ!

各メディアなどの報道によると、今回(2017年5月)の全世界的なサイバー攻撃は、約100カ国におよび、被害件数は合計7万5千件を超えているそうです。

今回の騒動は、パソコン復旧のために金銭を要求する「ランサムウエア」と呼ばれるもので、コンピューターのデータが暗号化され使えなくなり、感染したそれぞれのコンピューターごとに、300ドル相当の仮想通貨ビットコインを要求するメッセージが表示され、支払期限を示すタイマーが作動し、1週間以内に支払わなければ、ファイルは消えるとのことです。

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被害にあっているのは

英国では、「国民保健サービス」(NHS)で大規模な被害にあっており、コンピューターシステムが使えなくなっています。

これは、2014年にサポートが打ち切られた「Windows XP」を使い続けていたためとされています。

2014年にサポートを終えたXPが、主な標的とされるとの報道も、英国の状況からみて、単にXPをターゲットと言っているものと思われます。

普通に考えれば、2017年4月にサポートの切れたVistaもターゲットのはずです。

ニュースでは、 日本で被害がないような報道ですが、ネット上には被害にあったというような書き込みもありました。

 

これらのサイバー攻撃に対してマイクロソフトは

3月にもこのランサムウエアの攻撃を防御するアップデートを配信して、アップデートしているコンピューターは感染しないとのコメント。

しかし、アップデートもやろうと思っていても、うまくできない、できていないケースも散見されますので、注意が必要です。

 

まだVistaを使っている人はいないと思いますが…

今回は、2014年にサポート期限の切れたXPが、ターゲットというような報道になっていますが、実はVistaがメインターゲットだったかもしれません。

Windowsは使っている人が多く、そのため、利用者は当然パソコンやネットに詳しくない人も、相対的に多いのが現状です。

しかも、最近はVistaのサポート期限が切れたばかりで、サイバー攻撃を起こしやすい状況でした。

Windowsは、今後7、8.1、10と次々にサポート期限が切れていきます。

もちろん、サポート期限が切れるのはWindowsばかりではありませんが、新しいOSにするのには費用がかかります。

 

この際スパッと最新無料OSへシフト

お金に余裕のある人はいいのですが、そうでない人も当然いるわけですから、この際、無料の最新OSにしてはいかがでしょうか?

無料OS(Linux等)は、Windows程のシェアは当然ありませんし、OSのアップグレードも無料ですので、パソコンの性能が許すなら、きちんとセキュリティ対応ができます。

Windowsのように、費用がかかると今月は無理だから、来月にしよう…などと言っているうちに、感染なんてことになっては大変です。

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まとめ

今回(2017年5月)の全世界的なサイバー攻撃は、約100カ国におよび、被害件数は合計7万5千件を超えています。

2014年にサポートを終えたWindows XPが、主な標的とされるとの報道ですが…2017年4月にサポートの切れたVistaもターゲットのはずです。

今回の被害のように、ある組織の基幹システムのOSなどとして利用されているので、簡単にアップグレードできない状況にあるためと思われます。

マイクロソフトは、3月にもこのランサムウエアの攻撃を防御するアップデートを配信して、アップデートしているコンピューターは感染しないとのコメント。

Windowsは、今後7、8.1、10と次々にサポート期限が切れていき、新しいOSにするのには費用がかかります。

ですから、この際無料の最新OSにしてはいかがでしょうか?

無料OS(Linux等)は、OSのアップグレードも無料です。

 

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