フィッシング対策協議会では、「ビックカメラをかたるフィッシング(2021/06/08)」が発生として注意を促しています。
2021/06/08 11:00 現在において、フィッシングサイトは稼働中であり、JPCERT/CC に サイト閉鎖のための調査を依頼中だそうです。
なお、今後類似のサイトが公開される可能性にも注意とのことです。
フィッシングメールの件名と内容
下記以外にもバリエーションが存在すると思って対処してください。
件名
ビックカメラの通販サイトからのお知らせを装っているようです。
利用したことがある方ならメールを開く可能性もあるかもしれませんね。
内容
フィッシング対策協議会にあったサンプルより、メール本文を抜粋(原文のまま)させてもらいました。
ビックカメラ.com:カード情報更新のお知らせ
残念ながら、あなたのアカウントが
ビックカメラ.comのカード情報を更新できませんでした。
これは、カードが期限切れになったか、請求先住所が変更されたなど、さ
まざまな理由で発生する可能性があります。
アカウント情報の一部が誤っているため、お客様のアカウントを維持するために、ビックカメラ.comのカード情報を確認する必要があります。今
アカウントを確認できます。
———————————
<カード情報更新>
https://orender.bic●●●●.com/
———————————
なお、24時間以内にご確認できない場合、誠に勝手ながら、アカウントをロックさせていただくことを警告いたします。どうぞよろしくお願いいたします。
お客様のセキュリティは弊社にとって非常に重要なものでこさいます。ご理解の程、よろしくお願い申し上げます。
※本メール内のお客様の漢字氏名が正しく表記されない場合がございます。ご了承ください。
※弊社からのメールを希望されない会員様へも重要なお知らせとしてお送りしております。
以下省略
レベルの低い機械翻訳?……日本人からすると、英語的なのか変な表現の文章になっていますので、違和感が多いと思います。
また、強烈な表現や変な場所での改行も目立つので、ビジネスメールとしてはお粗末な印象を受けるフィッシングメールです。
メールの内容が気になる場合
気になる人は、ネットで検索してみましょう。
多くの場合は、すぐに詐欺情報が見つかることでしょう。
万一見つからなく、確認する必要を感じたなら、自分でブックマークした正しい URL や、公式アプリ等の正式な別のルートからアクセスしましょう。
まとめ
ビックカメラをかたる詐欺メールに注意
メールについて
落ち着いて読めば、日本のビジネスメールとは思えないので、詐欺だと気がつくでしょう。
メールの内容が気になる場合
気になる場合は、検索してみましょう。
それでも確認する必要を感じたら、メールのリンクからアクセスしないで、以前アクセスしたことのある別の正式なルート(ブックマークや公式アプリなど)からアクセスしましょう。
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