フィッシング対策協議会では、「国税庁をかたり、個人情報やクレジットカード情報等の入力を促すフィッシング 」の報告を受けているとして注意を促しています。
2022/08/15 13:00 現在において、フィッシングサイトは稼働中であり、JPCERT/CC にサイト閉鎖のための調査を依頼中だそうです。
さらに、類似のサイトが公開される可能性にも注意とのことです。
フィッシングの内容
下記以外にもバリエーションが存在すると思って対処してください。
フィッシング対策協議会にあったサンプルより、本文を抜粋(原文のまま)させてもらいました。
サンプル1
サンプル2
国に関するものの場合、通常郵便が最初になるか最低でも電話連絡が来ると思います。
これは総務省の例ですが、5年以上(もしかしたら10年程度)前からメールアドレスの登録をしているような内容のものでも、郵便と電話でしか連絡を受けたことしかありません。
逆に考えれば、メールや SMS で気づかなかったとされる方が困ると思いますので、このような重要な内容を SMS で簡単に送って済ませるとはとても考えにくいと思います。
普通の人が常識的に考えれば、詐欺だと気が付かないハズはないと思いますが、間違ってリンクに触れないように注意しましょう。
万一、フィッシングサイトを開いていしまうと、本物をコピーしているため騙されやすくなってしまいます。
公式サイトでの注意喚起
不審なショートメッセージやメールにご注意ください(令和4年8月15日更新)
https://www.nta.go.jp/data/040721_03jouhou.pdf
国税庁のサイトのトップページ(インデックスページ)には、上部メニューのスグ下に目立つように「緊急のお知らせ」として赤く枠取りをして「・不審なショートメッセージやメールにご注意ください(令和4年8月15日更新)」と上記の注意喚起ページへのリンクがありました。
万一気になるメールやショートメッセージを受信してしまった場合は、国税庁のサイトにアクセスして確認すればわかりそうです。
SMS の内容が気になる場合
たまたま何らかの税金の支払いが滞っているなど、偶然が重なっていたりすると、気になる方がいるかもしれません。
そんな時は、特徴的な文言でネット検索してみましょう。
フィッシング詐欺に関連するような情報が見つからない場合でも、メッセージ記載のリンクからアクセスせずに、以前自分でブックマークした正しい URL や、公式アプリ等の正式な別のルートから確認することを徹底しましょう。
まとめ
国税庁を装うフィッシングに注意
このフィッシングについて
国税庁では「国税庁(国税局、税務署を含む)では、ショートメッセージによる案内を送信しておりません。」とのことですので、もしメール等を受信したら、基本的にフィッシングと思って対処しましょう。
SMS の内容が気になる場合
ネットで特徴的な文言を検索してみましょう。
詐欺情報がみつからなくアクセスして確認する必要を感じてしまったら、以前アクセスしたことのある「別の正式なルート」から行ないましょう。
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