自動車の事故などの脅威については、社会や相手にかかる迷惑や被害が甚大になりますので、免許制度が必要です。
一方、スマホやパソコンでのネットワークに関する情報やセキュリティについては、強制的に学ぶ制度がありませんので、なんとなく回りから吸収しているのではないでしょうか?
そのため、中途半端な知識で問題が起こった場合に、多くは本人に大きな被害が及びます。
しかし、大人は仕事で利用する場合、それなりに知識を吸収する場がありますが、子供や高齢者には難しい状況です。
最近は、自動車免許でさえ「ペーパードライバー講習」「高齢者講習」など、すでに自動車免許を持っている人向けの講習が存在します。
情報通信に関しては、そのような状況からは程遠く、なんとなく理解してスマホやパソコンなどの情報デバイスを利用し、危険のあるネットワーク内を渡り歩いている状況です。
2020年から小学校でのプログラミング教育必修化
総務省に文句を付けるわけではありませんが、個人的には情報通信分野のセキュリティやモラルの知識を、小学生ぐらいからもっと広めていくのが先だと思っています。
もちろん、総務省も小学生向けサイト「情報通信白書for Kids」などを開設したりしています。
「情報通信白書for Kids」は学べるサイト
情報通信白書とあるので、統計データなどの情報をわかりやすく開設しているサイトと思ってしまいますが、ネット上の危険や基礎知識、脅威などを学ぶには、小学生から高齢者まで利用できそうです。
大人が見るには、ひらがなが多いので多少つらいのですが、ネット絡みの知識に不安な人にもわかりやすい内容になっています。
http://www.soumu.go.jp/hakusho-kids/
理解度診断テストをやってみよう
以下のようなカテゴリにわかれており、ネットを利用するならば最低知っておく必要がある事柄を取り上げています。
若干わかりにくい言い回しもありましたが、特にスマホを利用する小学生や高齢者には役立つのではないかと思います。
インターネット接続と利用
- しくみ
- たん末
- サービス
- コミュニケーション
- コンテンツ
脅威
- ウイルス
- さぎ
- きょうい
- デマ
- パスワード
リテラシー
- SNS
- 個人情報(リアルタイム情報)
- 写真や動画
社会
- ネットショッピング
- 金ゆう
「令和元年版情報通信白書」も公開
令和元年版の情報通信白書も公開されていますので、以下のURLから必要な部分をダウンロードすることができます。
http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/index.html
まとめ
スマホ利用の子供や高齢者に
「情報通信白書for Kids」で勉強しよう。
ネット上の危険や基礎知識、脅威などを学ぶには小学生から高齢者まで利用できそうです。
ネット絡みの知識に不安な人にも、わかりやすい内容になっています。
理解度診断テストは大人にも役立つかも
スマホを利用する小学生や高齢者には、役立つのではないかと思います。
「令和元年版情報通信白書」も公開されている
この総務省のURLから必要な部分をダウンロードすることができます。
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