先日報道された内容と Meta のブログによると、Meta は Facebook でログインする(ソーシャルログイン)機能を悪用するアプリ400以上(写真編集、ゲーム、VPN サービス、ビジネス系アプリ、その他ユーティリティ)を発見し、公式アプリストアに削除を求めたということでした。
Facebookだけなのか?
今回のようにアプリだけではなく、各種の Web サービスにおいてもソーシャルログインを使っているサイトが多数あります。
そして、ソーシャルログインで利用されるのが「Facebook」だけではなく、よくみかけるのが「Twitter」、そして「LINE」「Yahoo!」「Google」「Apple」なんかもあるかと思いますので、色々と気になるところです。
ただ、今回の報道ではソーシャルログインという表現はしておらず Facebook の名前のみですが、Meta が発表していることを報道しているので、当然と言えば当然です。
しかし、Facebook は実名登録が基本ですので、情報が漏洩すると他の SNS等 とは状況が異なり、個人情報が何処まで漏れるのか?漏れているのか非常に気になります。
そもそもソーシャルログインとは?
ソーシャルログインとは、アプリや各種 Web サービスにおいて、新たにユーザー登録等を行わずに普段使っている SNS 等のアカウントを利用し、すぐにログインを行える便利な機能です。
ここで気になるのが、ユーザーは普段使っている SNS 等から直接漏れなければ、ソーシャルログインでのセキュリティはそれほど気にすることもない……と思っている人が多いのではないでしょうか?
しかし、実際には Meta が発表したようなことになっているわけです。
便利なものは危険なもの
世の中全てのことに言える事ですが……
利便性と危険性は裏表!
利便性が高ければ高いほど、危険性は増していきます。
例えば……
- 包丁は危険ですが、料理には欠かせないほど便利なものです。
- 乗り物は非常に危険ですが、今の世の中では車や電車などの交通機関は無い世界は想像できません。
- 飛行機などにおいても、墜落や遭難などの問題がたまにありますが、使わないわけにはいきません。
ということで、利便性と危険性を天秤にかけ、利便性が上回っていれば、使うようにしているだけでしょう。
つまり、ソーシャルログインもそれ用のアカウント(利便性もそれなりに低下する)を利用して、漏れることを前提に行うのであれば、問題があっても最小限にすることが可能ということです。
ただ、「Facebook でログイン」をそれようのアカウントで行うことは出来ないでしょう。
まとめ
「Facebook でログイン」(ソーシャルログイン)を悪用
写真編集、ゲーム、VPN サービス、ビジネス系アプリ、その他ユーティリティの400以上のアプリ
ソーシャルログインとは?
新たにユーザー登録等を行わずに、普段使いの SNS 等のアカウントでログインできる機能です。
利便性と危険性の関係
利便性と危険性は裏表の関係で、利便性が高ければ高いほど、危険性は増していきます。
漏れることを前提に、それ用のアカウントを利用して行うのであれば、リスクを最小限にすることが可能かと思います。
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