最近のSNSやブログでは、写真がないと見てもらえないような状況になっています。
そして、芸能人を真似て顔出しして、バンバンネットに載せている人も多いのが現状です。
まあ、本人だけなら、それも仕方がないですが、家族や友人知人、なかには子供の顔までしっかり写っていてびっくりしてしまいます。
長い人生、これまでもこれからも何もなければ良いのですが…
クローズで公開しても危険
もちろん、そのようなリスクを理解していて、限定公開にしている方も多いかと思いますが、100%安全なわけがありません。
危険な理由
- システムが完全とは限りません。
- アップ先までのルートの問題があるかもしれません(Wi-Fiやネット上の問題)。
- 人為的なミスによる漏洩。
- 許可されている人からのなにげない漏洩。
- 許可されている人からの悪意のある漏洩。
ちょっと考えただけでもこれぐらいのリスクがあります。
また、現在仲が良かったからといっても、これからもずっと仲が良いとは限りません。
よくあるリベンジなんちゃらってのは、この5番のようなものですね。
悪意がなくても間違える
いつも、自分や家族、子供の写真をそのままアップしていると、友人や知人、そしてその家族までも顔出しでアップしてしまうこともありえます。
法律的な問題が絡んでくるだけではなく、人によっては人間関係がギクシャクすることもあります。
たとえば、複数家族のパーティに呼ばれた時に撮った集合写真を、顔出しでSNSにアップされてしまったような場合。
他の家族が何もいっていないのなら、写真の公開をやめてくれとは、言いにくいでしょうし、自分たちの家族だけ顔をぼかすなり消してくれと言うのも、今後の付き合いを考えると言い出しにくいというような場合、どのように対処してよいのか困ってしまうことでしょう。
その結果、付き合いにくくなったりすることもあるかもしれません。
それに善人ばかりじゃない
社会は、善人ばかりではないと、誰でも知っている当たり前のことですが、ネットはそれ以上に危険です。
しかし、危険が見えないので、なんとなく悪意が感じにくいのではないでしょうか?
たとえば、顔写真を、勝手にネットサービスの登録などに使われることがあります。
また、イタズラでフォトコラージュ、いわゆるアイコラ的なものを作られて、嫌がらせを受けてしまう可能性もあります。
子供には子供の人間関係がある
気になるのが、子供の写真を顔出しで、平気で載せているケースです。
赤ちゃんや幼児なら、まだわかりますが、小学校の高学年ぐらいになると、彼ら彼女らにもそれなりの社会があります。
そして、中学ぐらいになるとスマホを持つ子も多くなってきますので、いつでもネットから写真やいろいろな家族情報が手に入る状況になります。
もし、現在いじめを受けていなかったとしても、将来的にはわかりません。
親が余計なことをしてしまわないように、せめて子供の写真ぐらいは気をつけた方がよいでしょう。
アップするなら加工して
このような話を書くと、「気にしすぎだ」とか、「神経症じゃないのか?」とか言われそうですが、ネットにアップしたことで、自分に跳ね返ってくるならば、別に良いと思います。
ネットにアップしたことによるメリットもあるのかもしれません。
しかし、子供は知らないうちに顔出しされているということは、避けたほうが良いでしょう。
子供もいつまでも子供ではありませんし、子供にも子供の社会があります。
もちろん、子供や家族の写真をアップするなということではなく、アップの仕方があるということです。
せめて、子供には「ぼかし」を入れるなど、最低限の加工を施してからアップしましょう。
一度アップしたら回収・削除は難しい
見せるつもりでSNSやブログに一度アップしたら、回収や削除は難しい状況です。
今は良くとも、長い人生どうなるかわりません。
まして、子供の人生はもっと変わってくるでしょう。
まとめ
最近のSNSやブログでは、家族や友人知人、なかには子供の顔まで出ていたりします。
もちろん、気にしている人も多いとは思いますが、限定公開などのクローズ状態で公開しても漏れることはあります。
また、限定公開を見た人が、悪意を持っていなくても間違えて流出してしまうこともあります。
それに、善人ばかりじゃありません。
妬み、嫉みなど、勝手に持たれることも有ります。
子供もいつまでも、幼児ではありませんし、子供どうしの関係も出来てきます。
アップするなら、自分以外は、せめて「ぼかし」などの加工をしましょう。
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