コーヒーが好きなので、毎日大きめのカップで3〜4杯位飲んでいます。
すると、気になるネットのニュースや記事が……コーヒーは健康に悪いというものから、逆のたくさん飲む人は長寿だというものまで、いろいろな情報が飛び交っています。
コーヒー好きの人は結構多いと思いますので、そのような方は気になるでしょう。
同じように、お酒や油なども、良いとか悪いとか…情報が色々飛び交っていて、本当はどっちなんだと言いたくなります。
極めつけに、「ブルーライトは問題がない」、「ブルーライトで失明」というような話や、「ココナッツオイルは毒」、「ココナッツオイルは健康にいい」なんて話もあったりします。
さらに、ネットを検索してみると、「タバコが体に悪くはない」という話すら出てきますので、何が本当かわかりません。
調査研究をした目的で変わる結果
そもそも、誰がなんのために調査研究した結果なのかをはっきりさせずに、「こういう調査結果があります」「ある統計データによりますと…」こんな感じで書かれていたら、参考程度に留めておくべきでしょう。
また、どこが調査研究したデータかわかっても、バックに依頼主がいる場合は、純粋な研究とは限りませんので、色眼鏡で見ろと言うわけではありませんが、そのあたりを考慮する必要があります。
嘘をつかなくてもゴマカシ可能
よく有りそうな子供の話ですが、子供が親に新しいゲーム機を買ってもらいたくて、言いました。
子:みんなが持っているから、クリスマスに買ってほしい。
親:何割位の子がもっているんだ?
子:8割ぐらい
親:そんなにか?じゃあ買ってやるか……
でも、実際には子供と仲が良い友達5人中、自分だけ1人が持っていなかっただけかもしれません。
意図的にデータを取捨選択することでゴマかす
少し前にニュースになりましたが、毎月勤労統計が規定通りに行われていなかった問題が発覚しました。
都合の良いところだけ取り出せば、どんな統計でもよく見せることや、逆に悪く見せることが可能になりますね。
このようなことが、色々なところで日常的に行われていると思います。
嘘を100回
嘘も100回言えば本当になるというような文言を聞いたことがあると思います。
特にSNS等で、組織的に10人で10個ずつの複数アカウントを使えば、1つの事柄に100の嘘を垂れ流すことで、同じ意見を持っている人が多いと騙す行為を行うことが可能です。
最後は自分で判断する
ゴマかすことは、意外と簡単に出来てしまいます。
調査対象を意図的に選定して、偏った結果を出すことや、SNSを使って多くの嘘情報の垂れ流しなどを行うことが可能です。
自分の知っていることや、思っていることと異なりあれっと思ったら、疑う必要があります。
そもそも「あれっ」と思わない場合は、仕方がありませんね。
ネットで調べる場合も注意
何かを検索エンジンで調べるには、検索結果から複数ヶ所のページを確認する必要があります。
また、通常Googleの検索結果は、住所や端末の違い等が反映されてパーソナライズされているものとなり、個人個人で多少結果が異なります。
誰でも同じ検索結果を見ていると思いがちですが、ここでも注意が必要です。
まとめ
誰が何のために調査研究をしたかで変わる結果
調査対象の集団を意図的に調整することで、答えが変わってしまいます。
ネット上で嘘や騙しが横行
織的にSNS等で10人で10個ずつの複数アカウントを使えば、1つの事柄に100の嘘を垂れ流すこともできます。
検索する場合も注意
検索結果から複数ヶ所のページを確認する必要があります。
通常Googleの検索結果は、パーソナライズされているものとなり、個人個人で多少結果が異なりますので、皆同じ結果とは限りません。
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