ネットで送信しなければセーフ…じゃないかもしれない!?

先日、オンラインフォームに入力した未送信情報が、多くのサイトで勝手に収集されているという記事を目にしました。

以前も通販サイトなどでチャットに質問を入力して、返事がスグに来るというようなことも取り上げたことがあります。

また、身近なもので 10 年ぐらい前になるかと思いますが、ワードプレスなどの CMS(コンテンツ管理システム)にて使えるようなプラグイン(だったと思います)で、マウスの動きをトレースできるようなものもありました(今存在しているかはわかりません)。

それを訪問者に知らせずに使ってよいものか悩んで、悩むぐらいなら使わない方が良いと思って結局やめました。

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ブラウザーで見たり聞いたり入力したものは筒抜け

ブラウザーで訪問した履歴は分かるというのは、多くの人の知るところだと思います。

しかし、フォームやチャットの未送信の入力情報まで収集されている……と知らなかった人も多のではと思います。

さらに言えば、掲示板や各種 SNS などでもそのような事が行えると考えるべきで、誹謗中傷になるかもしれない内容を怒りに任せて入力はしたけれど、思いとどまって送信しなかったので大丈夫……とは言えないかもしれません。

場合によっては、なんらかの予備軍的なマークをされている可能性すらあります。

 

間違えてませんよねブラウザーのシークレットやプライベート機能

基本的なことですが、勘違いしている人がいるかもしれませんので、確認しておきたいと思います。

Google Chrome のシークレットモードや Firefox のプライベートウィンドウでアクセスすれば、情報が漏れないなんてことはありません。

ザックリと言えば、使っているブラウザーの履歴などこちら側(クライアント側)に情報が残らないということです(その端末のブラウザーにおけるアクセス履歴などを直接調べてもわからないということ)。

アクセスしている先のサーバーやプロバイダー側には情報が残りますので、匿名のような状態でアクセス出来ていることにはなりません。

 

ダダ漏れと思って行動するべき

話は戻りますが、ブラウザーで見たり、未送信の入力した情報が筒ぬけだとしても、ヘタに阻止するような対応をするほうが(意図せず何かに巻き込まれたときに)目立ってしまいます。

まるでカメラを避けるためにマスクと帽子で顔を隠していいるような、これから犯罪をしますと宣言しているようの印象を与えかねません。

単純であり、ある意味つまらない結論ですが、ネットも現実のリアルな世界も同じだと思って行動すれば良いだけです。

 

まとめ

ネットで送信しなければセーフじゃない!?

ブラウザーでの行動はアクセスだけではなく、全て筒抜けになる可能性

倫理観は別として、相手方がそれらの情報を取得可能であり、利用するかどうかということになります。

今回は、入力済みのフォームやチャット、掲示板や SNS の書き込み情報(未送信状態)も取得される可能性は否めないというお話でした。

どんな情報ダダ漏れと思って行動

ネットも現実のリアルな世界も同じだと思って行動すれば、一定の安心感はあります。

 

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