Live USB『Ubuntu Studio 18.10』…ライブで設定保存できる!

先日は「Ubuntu Studio 18.10」について、デスクトップの映像やシステム要件、そしてインストールなどについてまとめています。

Ubuntu Studio 18.10 について、インストール。マルチメディア作成のための多くのオープンソースアプリケーションを提供。サポート期限は2019年7月まで。最小システム要件、メモリ:1GB(アプリにより4GB以上推奨)、必要なHDD空き容量:10GB。

今回は、ライブ起動という状態で、インストールや設定変更などを、そのまま保存し、次回以降も継続して設定した状態で利用できるLive USBの作成と、日本語などの設定についてまとめています。

インストールや設定が保存できる Live USB

  • UNetbootinを利用してLive USBを作成
  • インストールやアップデート、そして設定を保持するために、Ubuntu Studio 18.10の場合は、8GB容量クラスのUSBメモリが必要
  • isoファイルの容量を考慮して、変更や設定を保存出来るスペースを、4GB程度に設定

ちなみに、容量4GBのUSBメモリを利用して、保存スペースを500MBで試してみましたが、容量が足りないためか、言語サポートのインストール途中でエラーになり、設定が保存できるLive USBとして、利用できませんでした。

具体的なLive USBの作り方は、以下の記事を参照願います(ディスクイメージを選択する方法)。

『UNetbootin』は、約40種類のOSや、そのバージョン等を選んでダウンロード。そのままブート可能なUSBメモリや、USBハードディスクドライブを作成することが可能なフリーソフトです。もちろん、直接isoファイルをダウンロードして、利用することも可能。

Live USBの設定作業

USBメモリへの書き込み終了後、USBメモリから立ち上げますが、現在のパソコンにインストールしてあるOSが立ち上がってしまったら、BIOSなどの設定変更が必要です。

以下は、ライブ起動後のデスクトップ画面が表示されてからになります。

1.メニューの「Settings Manager」を起動して、開いたウインドウから「Language Support」を起動。

2.Language Supportを開くとLanguage Supportのインストール確認が出ますが、現時点では「Remind Me Later」を選択してパス。

3.そのまま「install/Remove Languages」ボタンをクリックし、開いた別ウインドウで、不要な言語をリムーブ。
「English」と「Japanese」以外のチェックをはずし「Apply」ボタンをクリック。

4.ウインドウ内の一番下の「日本語」を、つまむ形でドラッグして「English」の上に持って行き、「Apply System Wide」をクリックして確定。

5.今開いているウインドウを閉じて、ログアウト・ログインで日本語化しますが、ここは保存できるか確認のため再起動します。

再起動後

1.再び、「言語サポート(Language Support)」を開いて、不足分のインストール確認がでますので、ここではインストールを選択(前述2のステップ)。

2.一度、言語サポートを閉じて開き直し、「キーボード入力に使うIMシステム:」で「fcitx」をセット(一度閉じると「fcitx」が表示されます)。そのまま、「地域フォーマット」タブをクリックして、「日本語」を設定し「システム全体に適用」ボタンを押して確定。

3.ここで、ログアウト・ログインを行いますが、ライブ起動のデフォルトユーザーネームは、「ubuntu-studio」、パスワードは不要ですので、そのままエンターキーを押す。

4.キーボードの設定ができていない(英語キーボード)と思いますので、メニューの「設定マネージャー」を起動して「Fcitx設定」を開きます。

5.入力メソッドの設定画面が表示されますので、「キーボード-英語(US)」を、(下の画像のように)日本語キーボードに変えます。そのため左下の「+」「-」「↑」ボタンで画面のような配置に設定。
※使っている日本語キーボードを選択してください。

6.時刻表示がおかしいと思いますので、システム」から「時刻と日付の設定」を開いて、タイムゾーンを変更してください。

これで、日本語キーボードになって、時刻も合って、入力も日本語でできるようになっています。

まとめ

「Ubuntu Studio 18.10」の変更や設定保存できるLive USBを作る
  • UNetbootinを利用して、isoファイルを書き込む
  • 8GBクラスの容量があるUSBメモリを利用
  • 変更や設定を保存出来るスペースを、(容量8GBのメモリの場合)4GB程度を確保
Live USBの起動後の作業
  1. Language Supportの設定で日本語化
  2. 再起動で、設定内容が保存できているかの確認
  3. 言語サポートを開いて、不足分をインストール
  4. fcitxをセットし、地域フォーマットを「日本語」にして、ログアウト・ログイン
  5. 「Fcitx設定」の「入力メソッドのキーボード設定」で、「キーボード-英語」から「キーボード-日本語」などに変更
  6. 「時刻と日付の設定」で、タイムゾーンの変更

これで、設定が保存出来るLive USBとして利用可能になります。