現在 Debianベースの「Netrunner Desktop 19.01 – Final RC」がリリースされたばかりですが、比べてみるにもちょうど良いので、もう一つの Netrunner で Manjaro / Archがベースの「Netrunner Rolling 2018.08」について、確認してみたいと思います。
以前も Netrunner について、まとめていますのでよろしければ参考にしてください。
デスクトップはこんな感じ
以下の映像は、「Netrunner Rolling 2018.08」を VirtualBox(Ver.6.0)にて起動・メニューなどの操作確認を行いました。
なお、メモリの割当は2GBに設定しています。
KDE Plasma デスクトップを利用するOSは、少し重めになってしまいますが、このOSは割と軽く感じます。
Netrunner Rolling 2018.08 について
このエディションは、Manjaro / Archがベースであり、ローリングリリースモデルで、継続的にアップデートされていきます。
システム要件
インストールガイドの最小ハードウェア要件によると、エディションの違いについての記述は、探した限り見つけられませんでしたが、実際に使ってみた印象はこのレベルと思われます。
- CPU:1.6 GHz Intel Atom N270
- メモリ:1 GB
- 必要なハードドライブスペース:10 GB以上
- グラフィックカード:Intel GMA 945
- ビデオメモリ:128 MB以上
なお、VirtualBoxで試してみる場合は、1200 MB以上の RAMが必要とのことです。
メモリ1.2GBで試してみた
実際にVirtualBox上で、メモリを1280MBにして試してみました。
起動までに5分(目を離していたら起動していたので)以上かかったようですが、起動してからはメニュー操作のレベルでは、2GBの時とあまり変わらない感じでした。
このレベルなら、サポート切れの Windows Vista レベルのパソコンでも使えそうですが、64bitのみの対応ですので、対応できるVistaは少ないかもしれません。
ダウンロード
公式サイト
ダウンロードページ
https://www.netrunner.com/download/
ここでは、「Arch-based Netrunner Rolling 2018.08 64-bit ISO」をダウンロードしています。
インストールメディア(USBメモリ)への書き込み
いつもは、UNetbootin を最初に試してみますが、うまく起動できませんでした。
そのため「Etcher」で行いましたが、問題なく起動出来ています。
ちなみに、公式サイトでは、Win32DiskImager を使ってインストール用のUSBメモリの作成方法を案内していました。
なお、インストールと日本語入力の設定は、別の記事にさせていただきます。
まとめ
Manjaro / Archがベースのローリングリリースモデル、KDE Plasma デスクトップの「Netrunner Rolling 2018.08」 について
最小システム要件
- CPU:1.6 GHz Intel Atom N270
- メモリ:1 GB
- 必要なハードドライブスペース:10 GB以上
ダウンロード
公式サイトのダウンロードページより
インストールメディア(USBメモリ)への書き込み
ここでは「Etcher」で行いましたが、問題なく起動出来ています。
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