無料OS『Netrunner Core 19.01』…シンプルなのが良い!

通常のNetrunnerには、3つのエディションがあり、今回は「Netrunner Core」について記事にしています。

この「Netrunner Core」は、Debian Stable(安定版)ベースであり、他のNetrunnerとはベースになっているOSが異なります。

ちなみに、「Netrunner Desktop」は、Debian Testingがベースになっています。

無料OS『Netrunner 19.01 Blackbird』導入までをサラッと紹介!
最小システム要件は、メモリ:1GB、必要なHDDスペース:10GB。インストールメディアへの書き込みは、UNetbootin で確認済み。インストールと日本語入力設定について、言語とロケーション設定、ユーザー情報設定ぐらいで、流れで簡単にインストールできます。

また、「Netrunner Rolling」 は、Manjaro Linuxがベースになっています。

無料OS『Netrunner Rolling 2018.08』…もうひとつの Netrunner!
Manjaro/Archがベースのローリングリリースモデル、KDE PlasmaデスクトップのNetrunner Rolling 2018.08、最小システム要件は、CPU:1.6GHz Intel Atom N270、メモリ:1GB、必要なドライブスペース:10GB以上
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『Netrunner Core 19.01』デスクトップはこんな感じ

以下の映像は、VirtualBox(Ver.6.0.2)にて、メモリの割当は2GBに設定し、起動・メニューなどの操作確認を行いました。

なお、メニュー画面の比率が大きく見えますが、解像度が1280x720のノートPCなどでの表示は以下のようになります。

 

『Netrunner Core 19.01』について

もう一つのDebianベースの「Netrunner Desktop」とは異なり、”安定”バージョンに基づいていますので、Linuxに慣れていない方は、こちらのほうが良いでしょう。

 

『Netrunner Core 19.01』の特徴

「Netrunner Desktop」と似たような構成になりますが、KDE ​​Plasma上に特に必要と思われるアプリケーションしかありません。

また、以下の特徴があります。

  • ESRバージョンのFirefoxをプリインストール
  • VNC(Virtual Network Computing)をプリインストール
    ブラウザに「live-pc:5900」と入力することで、同じローカルネットワーク内の他のコンピュータで実行中のNetrunner Coreシステムにアクセス可能、認証情報はlive / liveとのこと。
  • シンプルメニューでChromeOSに似たようなメニュー(GNOMEのメニュー表示を通常のメニューにいれたような感じかも?)

 

システム要件

インストールガイドの最小ハードウェア要件によると、エディションの違いについての記述は、探した限り見つけられませんでした。

  • CPU:1.6GHz Intel Atom N270
  • メモリ:1GB以上
  • 必要なハードドライブスペース:10GB以上
  • グラフィックカード:Intel GMA945
  • ビデオメモリ:128MB以上

なお、VirtualBoxで試してみる場合は、1200MB以上のRAMが必要とのことです。

 

メモリ1.2GBで試してみた

実際にVirtualBox上で、メモリを1280MBにして試してみました。

起動までに2分30秒程度かかりましたが、起動してからのメニュー操作では、2GBの時とあまり変わらない感じでした。

ちなみに、以前「Netrunner Rolling 2018.08」で、メモリ1280MBにして試した時には、5分以上かかっていました。

なお、試したハードウエアは同じですが、VirtualBoxのバージョンが(Ver.6.0→今回はVer.6.0.2)になっています。

 

ダウンロード

公式サイト

https://www.netrunner.com/

ダウンロードページ

https://www.netrunner.com/download/

ここでは、「Arch-based Netrunner Core 19.01 64-bit ISO(Base Debian Stable)」をダウンロードしています。

 

インストールと日本語入力の設定は、別の記事にさせていただきます。

無料OS『Netrunner Core 19.01』…インストールと日本語入力!
『Netrunner Core 19.01』のインストールから日本語入力。インストールメディアの作成は、UNetbootin 書き込み、ライブ起動まで確認しています。インストールは、言語とロケーション設定、ユーザー情報設定ぐらいで、流れで簡単に終了します。

 

まとめ

Debian安定版がベースの『Netrunner Core 19.01』について

「Netrunner Desktop」をスリムにしたような構成で、アプリケーションも重要と思われるものだけ

最小システム要件
  • CPU:1.6 GHz Intel Atom N270
  • メモリ:1GB以上
  • 必要なハードドライブスペース:10GB以上
ダウンロード

公式サイトのダウンロードページより

 

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