ここでは、無料OSのインストールなどで、度々USBメモリを利用し、記事で取り上げていますが、今回はこのUSBメモリの寿命や診断についてになります。
USBメモリは、USBフラッシュドライブのことであり、SDカードは、SDメモリーカードのことで、ともにフラッシュメモリのことです。
このフラッシュメモリに書き込まれたデータは、保持期間(製品や状況などにより異なる)がありますので、注意が必要。また、長期保存には向いていません。
そして寿命ですが、消去・書き込み可能回数が限られており、長くても数万回程度といわれています。
仮に1万回と仮定して考えると、1日に10回の消去や書き込みを行った場合、1年で3650回になりますので、3年程度の寿命となります。
もちろん、これ以上長く使えたり、あっという間に寿命を迎えるものがあるでしょう。
パーソナルデータや情報は、お金でも購入出来ないものばかりです。
いざと言う時に、「こんなハズじゃなかった」とならないために……
『Check Flash』で診断
アレっ変だと思ったら、スグに診断してみましょう。
具体的な症状としては、書き込みのエラー、もしくはデータが読み出せない、ファイルが壊れているなどの何らかの症状が起こった場合は、確認が必要と思われます。
また、少し使っていない期間があった場合なども、確認したほうが良いでしょう。
使い方は簡単
以下のGIFアニメで実際に使っているシーンを納めています。
テストに入る前に、フラッシュメモリのデータがある場合は、他にコピーするなどバックアップしてから行いましょう。
色々とテストが可能ですが、通常は以下のパターンで確認すれば良いでしょう。
- アクセスタイプ:論理ドライブとして
- ドライブ:フラッシュメモリのドライブを選択
- ドライブ名の表示が無いならば、更新ボタンを押すことで表示される
- アクションタイプ:読み書きテスト→最小パターン
- テストの長さ:フルパス1回
これらで問題が出た場合には、細かくチェックしても良いでしょう。
テストも寿命を縮めますので、やり過ぎは注意しましょう。
ダウンロード
HOME PAGE OF MISHA CHERKES
http://mikelab.kiev.ua/index_en.php?page=PROGRAMS/chkflsh_en
特に記述されていませんので、フリーソフトだと思います。
フラッシュメモリは使い倒す
フラッシュメモリには、「寿命がある」「保持期間がある」などど聞いてしまうと、つい使い方が変わってしまうことがあるかも知れません。
たしかに、長期保存には向きませんが、音は静かで、携帯性に優れ、いまや16GBクラスでも1000円程度で購入できますので、コストパフォーマンスも優れた記録メディアです。
必要な時は、しっかり使って、変な兆候が見えたら、Check Flashで確認すれば良いでしょう。
そして、寿命が来たなら新しいフラッシュメモリを購入するだけですし、今度購入するときは、同じ金額ならば、通常容量が何倍にもなっていることでしょう。
まとめ
USBメモリとSDカードは、ともにフラッシュメモリのことです。
フラッシュメモリに書き込まれたデータは、保持期間があります。
寿命は、長くても数万回程度といわれています。
『Check Flash』で診断できる
書き込みのエラー、もしくはデータが読み出せない、ファイルが壊れているなど、これらの症状がみられたらスグにテストが必要です。
使っていない期間があった場合、利用開始時にはテストしたほうが良いでしょう。
Check Flashを起動後、以下の設定で確認できます
- アクセスタイプ:論理ドライブとして
- ドライブ:フラッシュメモリのドライブを選択
- アクションタイプ:読み書きテスト→最小パターン
- テストの長さ:フルパス1回
ダウンロード
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