Tor Browser…興味本位で安易に使わない方が良いかも?

個人的には積極的に使いたい「Tor Browser」ですが、今の御時世ですと何か想定外のことがあった場合に、問題が起こるといけないので、大変残念ですが利用を控えています。

そして、今回の記事はあくまでも個人的な意見ですので、「Tor Browser」を否定するものではありません。

Tor Browser とは

Tor Browser のことを語る前に「Tor(The Onion Router)」についての説明が必要かと思います。

Torは主として接続経路を匿名化するものであり、通信内容の秘匿を保証するものではない。Torでは経路の中間に限り暗号化を行っているが、経路の末端では暗号化が行われていない。

Wikipediaより

ということで、Tor Browser とは、Torネットワークをナビゲートするように設計された Firefox ESR ベースの専用ブラウザです。

海外の Tor を取り巻く事情

今年の話ですが、ドイツで Tor のようなインターネットサービスに関連した刑法の改正について、議論がかわされている状況になっています(今後ドイツの上院での最終投票待ち)。

最近はイタズラ?程度でも家宅捜索?

先日、ループするスクリプトのURLを掲示板に書き込んで補導や家宅捜索されたというニュースがありました。

よろしければ、以下の記事を見てください。

ちょっと質の悪いイタズラに見えますが、「不正指令電磁的記録供用未遂」の疑いで、13歳の女子中学生が補導されました。不正指令電磁的記録に関する罪とは、コンピュータに不正な指令を与える電磁的記録の作成する行為等で、2011年の刑法改正で新設されました。

イタズラと言ったほうが良いと思うレベルと思うのですが、警察の解釈は違うようで、多少はプログラミングを行う「なんちゃってプログラマー」として、ミスった内容や仕様によっては、バグではなく犯罪にされそうで怖くなってしまいます。

Tor を使うと疑われるかも?

最近はプライパシーがだいぶ軽く扱われるような時代になっているようで、無料で利用するサービスなら個人情報とバーターされるような雰囲気すらあります。

そんな中、個人情報などを守りながらネットサービスを利用するには、なんらかの自衛手段が必要になってきます。

その一つが Tor だったり、Tor Browser を利用することだったりしますが、接続経路の匿名化ということは、何か後ろめたいことがあると思われるかもしてません。

たとえば、今の時期は花粉がすごいので帽子にメガネとマスクをしていても目立ちますが危険な人とは言い切れません。

しかし、初夏あたりで花粉も収まった頃、そのような目立つ格好をして、バッグなどを背負っていたら職質されてしまうかもしれません。

多くの人が、自衛手段を持たないでネットサービスを利用している中、Tor などの自衛的な手段を講じているとマークされやすくなります。

あくまでも、個人的な勝手な想像ですが、万一なにかちょっとしたトラブルが起きたり、巻き込まれたりすれば、ループスクリプトで起きた問題と同じような流れにならないとは限りません。

これらのことを踏まえた上で、プライバシーの保護を目的として使うのであれば、理解して使っているということで良いのですが、よくわからないけどなんとなく安心かな…というのなら使わないほうが良いでしょう。

まとめ

個人的には大好きな Tor Browser ですが…

Tor とは、主に接続経路を匿名化するものです。

Tor Browser とは、Torネットワークをナビゲートするように設計された専用ブラウザです。

匿名化なので、Tor を使うと疑われるかも?

多くの人は、プライバシーをあまり気にせずネットサービスを利用しています。

そんな中、Tor などの自衛的な手段を講じていると、痛くもない腹を探られる可能性がないとは言えません。

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