今回は、とても流暢に読み上げるオンライン読み上げツールをご紹介します。
オンラインですから、当然OSは選びませんので、LinuxやWindowsでもブラウザーから利用可能です。
『Text-to-speech』ツールは、とにかく流暢
最近は、日本語読み上げソフトなどのレベルが上がってきていますが、フリーのものですと耳障りなものも結構あると思います。
ところが、この『Text-to-speech』ツールは聴きやすく無料で使えますので、一気に乗り換えてしまいました。
追記:このサービスは「個人的で非営利的な使用のみを目的」とのことですので、ツールのページ下部にあります利用規約(Terms of use)をご確認の上ご利用ください。
主な機能
- 高品質で現実的な音声
- 何回でも再生可能
- 音声の速度調整が簡単
- テキストを入力してボタンを押すだけ
- 日本語以外にも英語、フランス語、イタリア語、スペイン語、ロシア語などを流暢に話すことが可能
※文字数は1000文字(一度の読み上げ)までですが、複数回使えますので、実質問題はないでしょう。
『Text-to-speech』ツールの使い方
- 以下のURLにアクセスします。
http://text-to-speech.imtranslator.net/ - 読み上げ言語を「japanese」などにします。
- テキスト欄へ、テキストをペーストするか書き込みます。
- Language選択の横の「Say It」ボタンを押して少し待ちます。
- 入力したテキストを表示して、読み上げはじめます。
- 読み上げ速度も簡単に変更可能です。
再生すると、音声がでますので、読み上げを聞くことができます。
ちょっと便利な使い方
テキスト欄の下に以下の記述があります。
直訳すれば、「この音声テキストをEメールまたはWebページに埋め込みますか?」ということですが、実際にはURLを送って、今まさに読み上げさせたページを、テキスト付きでそのまま表示させるようにします。
たとえば、メールにURLを添付すれば、相手がメールのテキストを読むことも、聞くことも可能ということです。
目の悪い方へのメールなどは便利ですね。
他の読み上げソフトなどと比べて
Windowsには、多数の読み上げソフトが存在します。
読み上げレベルは、様々ですが、無料のソフトなどと比べた場合は、文字数制限(1000文字)こそありますが、過去記事にして調べたなかで『Text-to-speech』ツールは、トップレベルの読み上げ機能です。
この4ヶ月程度は、メインでUbuntuを利用していたので、Chromium(Chrome)の拡張機能を使って、読み上げを行っていました。
ところが、その拡張機能の調子が悪く、少し聴きにくい状況になり、インストールし直そうとしましたが、すでにChromeウェブストアに存在せず直すこともできません。
散々探しまわって、やっと見つけたのが『Text-to-speech』オンライン読み上げツールです。
こんなことなら、もっと早く探していればよかったと思います。
音声による文章校正も、より楽に行えるでしょう。
まとめ
とにかく流暢でビックリ
『Text-to-speech』ツールは聴きやすく無料で使えます。
注目ポイントとしては、日本語以外にも英語、フランス語、イタリア語、スペイン語、ロシア語などを流暢に話すことが可能です。
※一度の読み上げで、文字数は1000文字までです。
使い方は簡単
- 『Text-to-speech』ツールにアクセスします。
- 読み上げ言語を選択。
- テキストをペーストするか書き込む
- 「Say It」ボタンを押す
- ほんの少し待つ
他のソフトと比較
過去記事にして調べたなかで『Text-to-speech』ツールは、トップレベルの読み上げ機能です。
有料のサービスで、デモを利用したことがありますが、同程度レベルでした。
ぜひ一度、試してみてください。
無料で利用できるので、ちょっと広告が多く、そこが気になりますが…
コメント
こんばんは。
ブログを拝見してText-to-speechを知り、とても興味を持ちました。
MacbookPro2018を利用しているんですが、Macでも利用できますか?
購入したばかりで、今は利用できないみたいでした。
何かアプリを入れたらできるようになりますかね。
Macで利用したことはありませんが、WEB上のサービスですので、特に問題ないと思います。
ちなみに、今、アクセスしたことのない新規インストールOSとブラウザーで試してみました。
フラッシュが必要でしたが、普通に利用できました。
text-to-speech は読み上げ技術に対して付けられた一般名称なので、
サイト名とは違いますよ。
コメントいただきました「サイト」という部分は、「ツール」と他で表現していたにもかかわらず「サイト」と記載しておりましたので修正いたしました。
また、他の『Text-to-speech』という記述についても、ご指摘頂いたように思われる方も多いかと思いますので、「『Text-to-speech』ツール」という表現にかえさせていただきました。
text-to-speechを商用で使う場合、ライセンス料などを支払わないといけませんか?
商用で使う場合の条件や金額が分かれば教えてください。
当方は、ツールを紹介しただけで運営元ではありません。
一般論ですが、商用といわれましても規模や利用方法など色々ありますので、直接運営元にお尋ねいただくほうが後々トラブルにならずに良いと思います。
Terms of useというリンクをクリックすると、
「The Site is for your personal, non-commercial use only」
と記載されており、業務などで使用することは全て違反となります。
一応、その旨は記載しておいた方がいいと思います。
コメントありがとうございます。
ご指摘の件、追記させていただきました。