「CapsLock」キーはいらないみたいな記事があったので、タイトルだけ見て「それはそうだろう。アルファベットを常時大文字で使う機能なんて、日本人ならば普通不要だろう」と思っていました。
そんな時、ネットの調査を見て、その感覚の違いに「CapsLock」キーって、あの「英数」と書かれている「A」キーの左横にあるアレのことだよな?……って思い、自分の感覚とコレほど世論が異なることは、初めての出来事のような気がしました。
ネットの調査の結果
- 使わない:56.3%(5,202票)
- 使う:43.7%(4,041票)
日本人が普通に入力するのであれば、使う頻度はものすごく低いハズなので、この結果はどうしても納得できません。
だって、一般的に考えてアルファベットを大文字で入力し続ける状況は、あまり考えられません。
だいぶ前ですが、英語圏の人からすれば、アルファベットを大文字だけで表現すると「怒鳴っている印象になる」と聞いたことがあったので、デザインなどは別ですが、本来使うべき時しか使わないでいました。
使う人が半数近くもいるとは……
ツイッターを見て様子を確認
以下は、CapsLockキーを使う必要があるとわかったツイートの要約です。
- プログラマは大文字文字列を使う
- 仕事では8割くらい大文字固定してる
- 設計屋としては部品の型番は大文字
確かに、仕事で使う人が多いのは理解できますが、それでもアンケート結果からみると疑問が湧きます。
そんな時、気になるツイートが……
- 日本語・英数 切り替えに毎日200回くらい押してる
このツイートを読むと、日本語入力の切替設定(キー機能の割り振り)を変更している雰囲気はないので、自分のPC環境で試してみました。
検証してみる
Linux Mint (Fcitx Mozc)において
デフォルト状態で入力を日本語に切り替えるのには、「半角/全角」キーで行っています。
「CapsLock」キーは、単にアルファベットを常時大文字にするだけでの利用なので、全くと言っていいほど使っていません。
しかし、「半角/全角」キーで日本語が入力できる状態にしてから、シフトキーを押さないで「CapsLock」キーだけを単体でおすと、変換可能な状態でアルファベット入力になりました。
このように常時使っていると考えれば、半数弱の方が「使う」と答えるのも納得がいきます。
Windows 10(Microsoft IME)において
同じようにデフォルト状態で、特に設定の変更なども行っていません。
結果からしますと、「CapsLock」キーだけを単体でおすと、単純に日本語入力のオン・オフ切替になっていました。
使う人が多い理由がわかった
いままで Windows を使っていて、日本語入力への切替は、「半角/全角」キーだと思っていましたが、いつのまにかデフォルトで「CapsLock」キーだけを単体で押すことにより、切替ができるようになっていたようです。
アンケート結果だけを見ていると気が付きませんでしたが、関連するツイートを見て検証して納得できました。
まとめ
「CapsLock」キーってアルファベットを常時大文字にするだけじゃ無かった
ネットの調査の結果
- 使わない:56.3%(5,202票)
- 使う:43.7%(4,041票)
日本人が普通に入力するのであれば、あまり考えられません。
気になるツイートがあった
日本語・英数 切り替えに毎日200回くらい押してるというもので、本人も使わないという人の意見に納得が行かない模様でした。
実際に検証してみてわかった
- Linux Mint (Fcitx Mozc)
- Windows 10(Microsoft IME)
デフォルト状態で、特に設定の変更なども行っていません。
両者とも若干使い勝手の違いがありますが、共に「CapsLock」キーだけを単体で押すと、日本語入力のオン・オフ切替が可能になっていました。
ここは推測になってしまう部分もありますが、日本語入力のオン・オフに「CapsLock」キーを利用している人が一定数いると思えば納得できます。
コメント
キーバインドの変更は最初のお仕事でした。
おかげで日本語配列だろうがSunType3風です。
自分は「1文字目が小文字の英単語」を日本語の文章の中で打つ時に使います。
例えば「スマホはAndroidとiPhoneのどちらがいいか」なら「と」の後でCapsLockを押すとスムーズに打てます。
Androidは1文字目が大文字なのでShiftで打てますが、iPhoneで同じことをやろうとするとIphoneとかいPhoneとかになっちゃうので。
うーーん信じがたいな・・自分は最初からキーを無効にしてるので100%使わない。
かなりの変態だけじゃないのかな?