今年、2020年4月から小学校でプログラミング教育が必修になるということで、大人でも興味を持つ人が増え、様々な職種、年齢の人々がプログラミングに勤しんでいいるようです。
プログラミングの壁
プログラミングに挑戦しようと思ってはみたののの実際にサンプルなどを試した段階で、もう無理だと感じてしまう方もいるのではないでしょうか?
普段あまり使わない文字を利用して、命令文を組み立てプログラミングしていくことに、抵抗が生まれると思います。
特にある程度の年齢で、何年も英語を勉強してきたにもかかわらず殆ど話すこともできない多くの人は、アルファベットに数字と記号で、あっという間にやる気も減退していることでしょう。
15周年を迎えた「なでしこ」
「なでしこ」は日本語でプログラミングできる言語で、前述の壁が無いか低いので、すんなり入れるのではないでしょうか?
まったくアルファベット等が無いわけではありませんが、ベースが日本語なので敷居が低いと思います。
もちろん、フリーで気軽に使えますので、ちょっとしたプログラムの作成から、いろいろな用途に使えます。
また「なでしこ」は、2005年02月に正式版が公開され、今年で15周年になります。
「なでしこ」はこんな感じ
なでしこの簡易エディタを使って、超簡単なプログラムを実行してみたいと思います。
- 「はじめまして」と表示。
- 2+3を表示。
- 「2+3」を表示。
見ていただくと分かると思いますが、「なでしこ」は、日本語として読むこともできますので、理解しやすいと思います。
「なでしこ」について
v1とv3があり、用途が違います。
なでしこv1は、 Windows処理に特化しており、Windows上でバッチ処理や、アプリを作成するのに便利です。
なでしこv3は、ブラウザーやマルチプラットフォームに対応していますので、汎用性の高いプログラムを記述でき、パソコンやスマートフォン、タブレットなどで動かすことができます。
しかし、現時点でv3は、汎用的な命令に注力しているため、v1ほどの細かな命令が搭載されていません。
まずはv3で試してみよう
ブラウザーを利用してプログラミングできますので、幅広い環境でプログラミングが可能になります。
なでしこ3簡易エディタを利用して、ブラウザー上でプログラムを作れば、簡単にお試しすることができます。
もちろん、パソコンにインストールして利用することもできます。
公式サイト
まとめ
日本語でプログラミングできる「なでしこ」
フリー(オープンソース)で利用可能
様々な環境で利用可能
Windows・macOS・Linux、スマートフォン(iPhone/iPad/Android)、IoTデバイス(Raspberry Pi)
お試ししてから考える
インストール不要で、なでしこ3簡易エディタを利用すれば、ブラウザー上でプログラム作成できます。
公式サイト
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