Fedora は、Red Hat 社が支援するコミュニティーによって開発されている Linux ディストリビューションです。
今回は Fedora 31のベータ版がリリースされたので、試してみました。
実際には、インストールして少し使ってみたというレベルで蘊蓄などは特にありません。
なお、Beta版のためバグや機能の欠落が発生する可能性がありますので、実際に試す場合にはご注意ください。
デスクトップはこんな感じ
以下の映像は、VirtualBox(Ver.6.0.10)にて起動・メニューなどの操作確認を行いました。
なお、メモリの割当は2GBに設定しています。
デスクトップ環境がデフォルトのGNOMEであることや、録画状態の負荷があり、低スペックPCでのVirtualBox利用のため動きがぎこちなくなっています。
ちなにみ、メモリを2GBにしているのは、OSやデスクトップ環境の違いが、他の記事において比較しやすいと思ってのことです。
他にもあるデスクトップ環境
デフォルトデスクトップはGNOMEですが、以下の「Fedora 31 Beta デスクトップ Spins」として他のデスクトップ環境も用意されています。
- KDE Plasma:現代的なデスクトップ環境:1.9GB ISO
- Xfce:軽量、高速、簡単:1.5GB ISO
- LXDE:軽量、高速、低リソース:1.3GB ISO
- LXQt:軽量、Qtベース:1.4GB ISO
- MATE-Compiz:クラシックな Fedora デスクトップ環境:2.0GB ISO
- Cinnamon:Linux Mint でおなじみの使いやすい先進的な環境:1.8GB ISO
などがあります。
Fedora 31 Beta Workstation について
今回は、「Fedora-Workstation-Live-x86_64-31_Beta-1.1.iso」を利用してインストールしています。
システム要件
Fedoraを正常にインストールして実行するには
- 最低10GBのディスク
- 1GBのRAM
- 1GHzのプロセッサ
が必要と公式サイト上にて表記されていますが、実際には選ぶデスクトップ環境によっても左右されるでしょう。
ダウンロード
公式サイト(日本語)
ダウンロードページ(日本語)
https://getfedora.org/ja/workstation/download/
Fedora 31 Beta デスクトップ Spins のダウンロード
KDE Plasma,Xfce,LXDE,LXQt,MATE-Compiz,Cinnamonなど
https://spins.fedoraproject.org/prerelease
インストール
インストール工程を特に記載しませんが、クリックで選んで、流れで進めれば簡単に終了しますので、工程をGIFアニメ化しておきます。
再起動後に、自動的に立ち上がる「ようこそ」画面で、残りの設定やユーザー情報などの入力が必要になります。
日本語入力
再起動後は、日本語入力ができるようになっています。
まとめ
Fedora 31 Beta 他 Desktop Spins などがリリース!
デフォルトデスクトップはGNOMEですが、KDE Plasma、Xfce、LXDE、LXQt、MATE-Compiz、Cinnamonなどの「Fedora 31 Beta Desktop Spins」があります。
ダウンロード
- デフォルト(GMONEデスクトップ環境)のダウンロード
- それ以外のデスクトップ環境のダウンロード
インストールと日本語入力
簡単にインストールが完了し、再起動後の追加設定が終わると、日本語入力は出来るようになっています。
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