ここ数日「SparkyLinux 5.5」のスペシャルエディションである「GameOver」についてまとめてきました。
ゲームを多量にプリインストールしているOS…GameOverは、以下の記事を参考にしてください。
今回は、同じスペシャルエディションの仲間である「SparkyLinux 5.5 Multimedia」について記事にしています。
「SparkyLinux 5.5 Multimedia」のデスクトップはこんな感じ
以下の映像は、VirtualBox(Ver.5.2.18)にて起動・メニューなどの操作確認を行いました。
なお、メモリの割当は2GBに設定しています。
「SparkyLinux 5.5 Multimedia」について
Debianのテスト版(buster)をベースとしているローリングリリースモデルです。
前述の映像をみていただくとわかると思いますが、オーディオ、グラフィック、映像関連のアプリケーションが多量にプリインストールされています。
マルチメディア系のアプリで、必要が生じた時にダウンロードしながら探すよりも、このなかから使える、使いたいアプリを日々見つけておくのは、意外と簡単でしょう。
「SparkyLinux 5.5 Multimedia」は、使わなくなったサポート切れWindowsのパソコンでも使える32bit版もありますから、暇なときにでも使いたくなるアプリを探して、メインのパソコンで同じアプリを利用するのも良いのではないでしょうか?
最小システム要件(Multimedia)
- CPU:i686/amd64
- メモリ:256 MB
- 必要ディスク容量:20 GB
- CD/DVDドライブまたは USB ポート
※実際に32bitのオールドPCにインストールを試してみましたが、インストールには1GBのワーキングメモリが必要で、インストールを続けることができませんでした。
インストールを試みたPCのスペックは、以下のとおりです。
- CPU:Celeron M 360J 1.4GHz/1コア
- メモリ:256MBに512MB増設(計768MB)
メモリ256MBで試してみた
試してみるパソコン自体のスペックは
- CPU:AMD E2-1800 APU 1.7GHz(2コア)64bit
- メモリ:5GB
という低スペックですので、CPUが強力ということもまったくないパソコンです。
このパソコンにインストールしているVirtualBoxでの確認ですが、メモリを256MBに割り当てて、メニュー操作や、一部のアプリの起動までを行ってみた映像です。
OSの立ち上げに7〜8分もかかりました(フリーズしているのかと思いました)。
しかし、一旦立ち上がるとメニューは普通に操作できますし、アプリも遅いのですが、立ち上げまでは可能です。
もちろん、アプリによっては立ち上がらなかったり、操作時にフリーズすることもあるでしょう。
メモリ256MBの状況を、ご覧いただければと思います。
ダウンロード
公式サイト
ダウンロードページ
https://sparkylinux.org/download/rolling/
スペシャルエディションのMultimediaは、ページの下の方になります。
インストールと日本語入力について
「SparkyLinux 5.5 GameOver」と同じですので、以下の記事を参考にしてください。
まとめ
「SparkyLinux 5.5 Multimedia」は、Debianのテスト版 (buster)をベースとしているローリングリリースモデル。
32bit版もあり軽量で、各種マルチメディア系のアプリケーションを多量にプリインストールしています。
最小システム要件
- CPU:i686/amd64
- メモリ:256 MB
- 必要ディスク容量:20 GB
実際にアプリを使って、マルチメディア関連の編集を行うには、256MBでは当然足りません。
他のマルチメディア系のOSよりは、OSが軽い分少ないメモリでも利用できます。
ダウンロード
公式サイトダウンロードページより
コメント