Black Lab Linuxは、Ubuntu(LTS)ベースのLinuxディストリビューションです。
今回は、『Black Lab Enterprise Linux 11.60 Mate Edition』についてですが、もうすぐ次のバージョンがでるのではと思いますので、このバージョンで試しておきます。
デスクトップはこんな雰囲気
ライブ起動にて動作状況を映像にしています。
パソコンのスペックは以下のとおり
- CPU:1.9GHzデュアルコアプロセッサ
- フリーメモリ:2.5GB
実機での映像ですので、スムーズで特に重い感じもなく、使いやすい雰囲気です。
『Black Lab Enterprise Linux 11.60 Mate Edition』について
UbuntuのMATE 16.04.3をベースにしており、使いやすさと、そこそこの軽さがあるOSです。
また、Black Lab Linuxは、デスクトップとサーバ版があります。
なお、UbuntuのLTS(Long-term support)をベースにしているOSであり、現在のLTS版は、18.04 Bionic Beaverになるので、このバージョンが駄目というのではなく、次を期待しているので、現時点で記事にしてまとめています。
プリインストールアプリ他
- Mate 1.18.0(デスクトップ環境)
- kernel 4.13.0-38(カーネル)
- LibreOffice 6.0.3(オフィススィート)
- Chromium Browser 65(ウェブブラウザ)
- Thunderbird 52.7(メールクライアント)
- Nitroshare(ファイル共有ソフト)
- Synergy(デバイス共有ユーティリティ)
- Rhythmbox(オーディオプレーヤー)
- VLC 2.2.8(メディアプレイヤー)
- Gimp(画像編集ソフト)
など
システム要件
- CPU:64ビット1GHz以上のプロセッサ
- メモリ:2GB
- ハードドライブの空き容量:20GB
ダウンロード
公式サイト
ダウンロードページ
http://www.blacklablinux.org/p/downloads-site-links.html
ページの中頃にあります。
インストールメディア(USBメモリ)の作成
UNetbootinにて作成し、ライブ起動までですが確認しています。
USBメモリへの書き込み方法は、以下の記事を参考にしてください。
なお、変更や設定の保存が可能なライブ起動用のLive USB作成については、以下の記事をご確認ください。
Live USBでの日本語化や日本語入力については、別記事にしたいと思います。
まとめ
『Black Lab Enterprise Linux 11.60 Mate Edition』について
UbuntuのMATE 16.04.3をベースにしており、現在のLTS版である「18.04 Bionic Beaver」ではありません。
システム要件
- CPU:64ビット1GHz以上のプロセッサ
- メモリ:2GB
- ハードドライブの空き容量:20GB
ダウンロード
公式サイトダウンロードページより
インストールメディア(USBメモリ)の作成
UNetbootinにて作成し、問題はありません。
また、どうせUNetbootinにて、インストールメディアを作成するなら、変更や設定の保存が可能なLive USBにしても良いでしょう。
コメント