いざ無料OSへ乗り換えようとしても、意外に困るのが、どれを選んでいいのか決められないことでしょう。
メインで使っているWindowsパソコンのHDDがいきなり壊れてしまった時、人にはこれがいいよと言えても、自分の場合は悩んでしまいました。
情報が多く、色々なディストリビューションがベースに使っているUbuntuにするか?
それともWindowsから変わるのだから、Linux Mintのほうが使いやすいか?
はたまた、新しく興味があるChaletOSにするか?
いや、なんとなく雰囲気の好きなZorinにするか…と悩みました。
地図好きなあなたに
OSGeo-Live はLubuntu をベースにした起動可能なDVD/USBメディアで、幅広く多様なオープンソースの地図というより地理空間ソフトを、インストールなどの必要の無いライブ環境で利用することができます。
また、全てフリーソフトで構成されており、ルールに沿って自由に複製、配布することができます。
インストールされているソフトウエアなどは、地理空間関連の保管、配布、表示、分析、データメンテナンスなどの ユースケースに応じた設定済みで、サンプル データセットやドキュメントも含んでいます。
このOSは OSGeo 財団 のプロジェクトで、非営利で地理空間のオープンソースソフトウェアの開発、プロモーション、教育 をサポートしています。
OSGeoとは、オープンなジオ(地理空間情報)を応援する組織で、オープンソース、オープン・スタンダード、オープンコンテンツという3本の柱で展開しています。
OSGeo-Live 11.0 コンテンツ
カテゴリ分けすると以下のとおり
- デスクトップ GIS(地理情報システム)
- ブラウザ向け GIS(地理情報システム)
- Web サービス
- データストア
- ナビゲーションと地図
- 空間ツール
- 特定用途向け GIS(地理情報システム)
- データ
- 地理空間ライブラリ
各カテゴリ内に含まれるソフトやサービスの一部抜粋
- ブラウザマッピングライブラリ
- モバイルフレンドリーなインタラクティブ地図
- ブラウザ内での3D地球儀と2D地図
- ブラウザ GIS クライアント
- ジオポータルフレームワーク
- Web GIS ポータル
- 地理空間 コンテンツ管理システム
- 空間データベース
- 軽量データベース
- 多次元ラスタデータベース
- PostGISでの経路探索
- GPS トラックの閲覧、編集、変換
- バーチャル地球儀
- GPS を使った海図プロッタ
- OpenStreetMap のツール
- 海底マッピング
- 気象予想図
- 全球データセット
- OpenStreetMap からのサンプル抽出
- 時系列の気温と降水量
- 地理空間データ変換ツール
- Java GIS ツールキット
- C/C++ 空間ライブラリ
- 座標参照系の変換 (MetaCRS)
ダウンロード
最新の安定版 OSGeo-Live 11.0
https://sourceforge.net/projects/osgeo-live/files/11.0/
気になることも
OS自体はべースがLubuntuなので、日本語環境に問題ありませんが、地理情報関連のソフトについては、英語力が必要なものもあり、そのあたりでネックになってしまうこともあります。
まとめ
OSGeo-Live はLubuntu をベースにした起動可能なDVD/USBメディア。
幅広く多様なオープンソースの地理空間ソフトを、インストールなどの必要の無いライブ環境で利用できます。
全てフリーソフトで構成され、ルールに沿って自由に複製、配布することが可能。
OSGeoとは、オープンなジオ(地理空間情報)を応援する組織で、オープンソース、オープン・スタンダード、オープンコンテンツという3本の柱。
OSGeo-Live 11.0 コンテンツ
- デスクトップ GIS(地理情報システム)
- ブラウザ向け GIS(地理情報システム)
- Web サービス
- データストア
- ナビゲーションと地図
- 空間ツール
- 特定用途向け GIS(地理情報システム)
- データ
- 地理空間ライブラリ
上記カテゴリにおける各種ソフトウエア
ダウンロード
最新の安定版 OSGeo-Live 11.0
https://sourceforge.net/projects/osgeo-live/files/11.0/
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