年賀状を元旦に届けられるのが、今年は本日12月25日までに差し出されたもの(何故か投函とは表現していません)ということですので、この原稿を書いている今現在、はがきの宛名書きに利用できるフリーソフトの記事を書いても、あまり意味がありません。
しかし、今回ご紹介する「Aprint」は、はがきや封筒のみならず、のしや郵便振替用紙にも印刷できます。
Aprintならフリーでいつでも使える
年賀状などを作成するソフトウエアの場合は、一般的に年に一度といいますか、一時期の利用になることが多いでしょう。
本来ならば、表側の宛名印刷と裏側の文面などは、別々の専用ソフトで行ったほうが良いと思うのですが、なんとなく「年賀」で括り、画像や写真とセットにすることで、ひとつのソフトウエアというジャンルになっていると感じます。
宛名印刷を専門のソフトにすると、どんな時にでも利用できますので、郵便番号や住所、名前の書き間違えの防止にもなります。
Aprintの主な特徴
はがき・往復はがき・各種封筒(17種類と自由サイズ登録が可能)・のし紙・のし袋・郵便振替用紙など、さまざまな用紙に印字できる宛名印刷フリーソフトです。
印刷する宛名は、郵便番号部分のフォントはゴシックで、他の住所や名前は行書体というように別々のフォントを個別に細かく指定することができます(それぞれのパソコンにあるフォントを指定できます)。
そして、ドラッグにより印字位置の微調整や、住所や名前などの各項目のフォントやバランスを、プレビューで見ながら設定できます。
また、脇付け印刷、画像の貼り付け、カスタマバーコード印刷、スタンプ印刷などにも対応しているので、個人だけではなく、企業やグループなどでも十分に役立ちます。
なお、宛先のデータ形式は「CSV」なので、テキストエディタやExcelなどの表計算ソフトで、簡単に編集することが可能です。
操作上の気になった点
全体的には、特にマニュアルなどを見なくても操作ができるような雰囲気ですが、少し注意が必要と思われるところもありました。
個々の入力し終わったデータを、既存のデータリストに追加する際に、「追加」ボタンを押して保存するのですが、つい郵便番号のよこにある「新規入力」のチェックを入れてしまいます。
個人的な感覚の問題ですし、アラートがでるのでそのまま戻せますが、よく読まずに対応していると折角入力した情報を消してしまいかねません。
まあ、慣れれば問題ないと思いますが、最初は直感で何も読まずに利用していたため、つい何度もミスって消してしまいました(個別の一人分のデータ)。
対応OS
Windows 10、8、7
ダウンロード
Vectorより
https://www.vector.co.jp/soft/winnt/writing/se130034.html
個人利用だけでは勿体無い
個人が年賀状などの宛名書きに利用するだけでは、勿体ない便利な宛名印刷のフリーソフトです。
小さな会社の総務や個人事業主、サークルや個人のサイドビジネスなどでも利用でき、DMなどの多量の宛名印刷ではなく(一括印刷も可能)、日々の個別郵送で封筒やはがきなどを簡単に印刷できますので、どのような団体や個人でも役に立つのではと思います。
まとめ
Aprintは、宛名印刷専用のフリーソフト
主な特徴
- はがき・往復はがき・各種封筒・のし紙・のし袋・郵便振替用紙など、さまざまな用紙に宛名印刷が可能です。
- 異なるフォントを、個別に細かく指定することができます。
- 宛先のデータ形式は「CSV」で、簡単に編集することが可能です。
対応OS:Windows 10、8、7
ダウンロード:Vectorより
日々の個別郵送で、封筒やはがきなどを簡単に印刷できるので、デイリーでの利用に向いています。
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