人前で書類を記入する時、書き順のあやふやな漢字だったりすると、つい崩して書いて誤魔化していました(恥ずかしい)。
それは、まったく個人的な思いですが、「いい年して漢字の書き順も知らないのか?」と思われるのではないかと気にしていたからです。
社会に出てからは書き順がわからなくても、人前で漢字を書く位しか困ることはありませんので、あえて調べることもしていませんでした。
また、読めない漢字をスマホで調べる場合、手書き入力アプリで書き順が違っても対応してくれるため、普段の生活で特に困ることはありません。
あくまでも、人前で漢字を書くことへのコンプレックスがあるということでした。
ネットで書き順を調べると……
今回書き順のわかるフォントの紹介をさせてもらうに際して、単純にネットで漢字のか基準を調べるとどうなのかと思い確認してみました。
アニメーションで書き順が分かるようになっていたり、単純に一つずつ描かれた画像が並んでいたりと、分かりやすいとは思います。
しかし、調べる漢字が一、二文字なら良いのですが、四字熟語などのように文字数が多いと少し手間がかかってしまうでしょう。
日常的に利用するとなると、個人的には調べ続けていく自信はありません。
書き順のわかるフォントがあった
書き順のナンバーが小さく表示されており、BSDライセンスで利用できる無料のフォント「Kanji Stroke Order」。
大人でも書き順がわからないと恥ずかしいと感じている人がいたら、是非使ってみると良いかと思います。
このフォントは、6500以上の漢字などの書き順を表示してくれます。
使い方も、一般的なフォントと同じようにインストールして、エディタやワープロソフトなどで「Kanji Stroke Order」フォントに設定するだけです。
このフォントで文字を入力すると、漢字や平仮名、カタカナ等でも書き順がわかりますので、いちいち調べなくても見てわかります。
ただし、以下でフォントサイズによる書き順のナンバー表示について触れますが、ある程度のフォントサイズがないとはっきりと見えません。
実際に見てみよう
テキストエディタに「Kanji Stroke Order」フォントを設定して、文字のサンプルのサイズ比較をしてみます。
PCでご覧いただく前提で用意していますので、スマホなどの小さな画面の場合は、縮小されて表示されてしまいますので、ご了承ください。
まずは、通常レベルのサイズで”16pt”を見てみます。
単なる普通のフォントにしか見えませんので、普通に使うことも出来ます。
次に、とりあえず”48pt”を見てみます。
漢字には書き順のナンバーが見え、他も文字には何か点のようなものがついているような気がします。
そして、今度は”72pt”を見てみます。
このレベルなら、漢字以外でもナンバーが書かれているのがなんとなく分かります。
最後は”100pt”、一応このサイズレベルが一般利用する最低サイズと考えているようです(通常PCディスプレイ等での利用は考えていないようなので……)。
これならば、漢字以外でもナンバーが書かれているのが分かります。
ダウンロード
公式サイト
こんな使い方は?
記事を読めば、普通に使えないじゃないかって思われた方も多いと思います。
しかし、漢字の書き順ナンバーは、ディスプレイの解像度などで異なるとは思いますが、”48pt”あたりで見ることができるでしょう。
ですので、通常利用していないエディタを別途用意し、「Kanji Stroke Order」に設定を変えて、書き順を表示する必要があるときだけ、そのエディタにすればよいかと思います。
まとめ
書き順のわかるBSDライセンスで利用できる無料のフォント「Kanji Stroke Order」
6500以上の漢字などの書き順を表示してくれます。
一般的なフォントと同じようにインストールし、エディタやワープロソフトなどで設定するだけです。
ダウンロード
公式サイトより
専用のエディタなどを用意しては?
漢字の書き順だけならば、”48pt”あたりで見ることができると思われますので、通常利用していないエディタなどで「Kanji Stroke Order」を使えばよいかと思います。
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