Xubuntu 18.04の最初のベータ版がダウンロード可能になっています。
バグがある前提で、使ってみたい方は試してみてください。
Xubuntuでは、ごく一般のユーザーが利用することを推奨していません。
ちなみに、バグを発見、報告、修正することでテストを手伝ってくれる通常のユーザーや、Xubuntu開発者向けにリリースされています。
デスクトップはこんな感じ
VirtualBoxにて2GBメモリを割当
Xubuntuとは
XubuntuはUbuntu コミュニティーから公式に派生した ディストリビューションで、Xfceデスクトップ環境を採用しています。
Xubuntuの 「X」は、デスクトップ環境であるXfceの略で、Xfce + Ubuntu で Xubuntuです。
本来は、「Ubuntu」という単語自体の意味合いもありますが、難しいのでここでは省かせてもらいます。
また、Xfceは、安定した、軽く設定可能なデスクトップ環境で、システムリソースの高速化と低コスト化を目指し古いハードウェアでもうまく動作します(今回はベータ版ですから問題がある可能性があります)。
Xubuntu 18.04 Beta1のダウンロード
http://cdimage.ubuntu.com/xubuntu/releases/18.04/beta-1/
現在Beta2がリリースされていますので、下記URLでダウンロードできます。
http://cdimage.ubuntu.com/xubuntu/releases/18.04/beta-2/
システム要件
上記のisoイメージファイルからインストールするには、最低192MBのメモリが必要とのことです。
VirtualBoxにて、メモリを256MBに割り当てて「Xubuntu 18.04 Beta1」のインストール後の起動を行ってみました。
残念ながらテスト環境では起動できませんでした。
再度512MBに増やしたところ、無事メニューが表示され起動できました。
実質的には、Windows Vista以上のPCであれば問題ないので、現状システム要件的には問題ないでしょう。
注目すべき問題
- ライブセッションへのブートは、一部の人にとっては遅いと言われています。
- インストールされたデスクトップへの最初のログインが遅いという人もいます。
主なアプリケーション
- オフィススイートは、LibreOffice 6.0
このリリースでは、Microsoft Office、Abiword、QuarkExpressとのファイル互換性が向上しています。 - ブラウザーはFirefox「Quantum」
- メールクライアントはThunderbird
- Xfburn 0.5.5
- Xfce Panel 4.12.2
- Xfce Power Manager 1.6.1 (Now GTK+ 3)
- Xfce Terminal 0.8.7
- Xfce Weather Plugin 0.8.10
- Xfce Whisker Menu Plugin 2.1.4
- Xfce XKB Plugin 0.8.1 (Now GTK+ 3)
まとめ
Xubuntu 18.04の最初のベータ版がダウンロード可能、バグがある前提で、使ってみたい方は試してみてください。
XubuntuはUbuntu コミュニティーから公式に派生した ディストリビューションで、Xfceデスクトップ環境を採用しています。
Xfceは、安定した、軽く設定可能なデスクトップ環境で、システムリソースの高速化と低コスト化を目指し古いハードウェアでもうまく動作します。
Xubuntu 18.04 Beta1のダウンロード
上記のisoイメージファイルからインストールするには、最低192MBのメモリが必要
VirtualBoxにて、512MB設定で起動したので、Windows Vista以上のPCであればシステム要件的には問題ないでしょう。
興味がある方はライブ起動で使ってみると良いでしょう。
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