いままでUSBメモリを使っていて、寿命が来たことはありませんでしたが、ここに来て次々と寿命を迎えています。
たぶんOSのお試しインストールで、何度もisoファイルを書き込んでいたり、設定保存できるLive USBを作って利用したため、思ったよりも早く寿命を迎えたためと思われます。
基本的に重要なデータの保存用にしていませんので、特に問題はありませんが、USBメモリが足りなくなってきました。
USBメモリの寿命について
通常USBメモリやSDカードの寿命は、消去や書き込み可能回数が限られており、長くても数万回程度といわれています。
もちろん、高価なUSBメモリを選択すれば、記録方式(SLCなど)の違いから寿命の長いものもありますが、数万回程度というのを目安にしたほうが良いでしょう。
USBメモリの寿命や診断については、別に記事を書いていますので、よろしければ参考にしてください。
使えなくなったUSBメモリ
ハードディスクドライブなどは、過去にいくつも駄目にしていますが、多くは同じような経緯をたどっており、アクセス等の調子が悪くなってきて、徐々に駄目になるなという雰囲気が漂いだし、ある日駄目になるというパターンでした。
もちろん、すべてのハードディスクドライブがそうなるとは限りませんが、ほとんどが何らかの兆候があり、そして最後を迎えます。
USBメモリに話を戻しますが、数ヶ月のうちに4GBクラスのUSBメモリ2つが駄目にりました。
1つは、アクセスできるパソコンと出来ないパソコンに分かれて来たので、そろそろ駄目になるかなと思っていた矢先にだめになりましたが、2つめは突然駄目になりました。
Aのパソコンでデータをコピーして、BのパソコンでUSBメモリを認識しなくなってしまいました。
おかしいのに気がついたので、再びAのパソコンで試したら、こちらも認識しませんでした。
それ以降、なんどか試しましたが全然だめで、ご臨終でした。
使い方にで寿命に大きな差
基本的にUSBメモリの寿命は、保存用のメディアとしてではなく、書き込みを行う前提の通常の利用方法において、期間ではなく消去や書き込みの回数で決まってきますので、使い方によっては寿命(利用期間)がだいぶ変わってしまいます。
isoファイルの書き込みで短命に
4GBのUSBメモリに数GBのデータを書き込んだり、フォーマットして、また数GB書き込むというような行為を日々行っていますので、気がつけば寿命を迎えていました。
USBメモリに使用開始日を
そもそも大切なデータをUSBメモリで保存しておくことはないと思いますが、外出先で利用するためにUSBメモリに入れて持ち出すことがあると思います。
そして、外出先でパソコンに差し込んだときから、使用不能になってしまったら話になりません。
特に低価格のUSBメモリを複数使う人は、USBメモリに使用開始日を書いておくと良いかもしれません。
同じタイプ(型)のUSBメモリを使っていると、どれが新しくどれが古いかわからなくなります。
また、何年も使っていれば、どれぐらい使ったのかもわかりません。
いざという時に困らないためには、使用開始日を書いておけば、ある程度目処が立ちますので、急に使えなくなるようなリスクは回避出来るでしょう。
まとめ
USBメモリの寿命は?
消去や書き込み可能回数が限られており、特に低価格のUSBメモリでは長くても数万回程度
使い方によっては意外と速く寿命を迎える
- isoファイルの書き込みで利用
- 動画などのデータの書き込みや消去で利用
- 頻繁に書き換えるデータの利用
USBメモリに使用開始日を書いておくと目安になる
いくつかのUSBメモリを何年も使っていれば、どれぐらい使ったのかもわかりません。
使用開始日を書いておけば、ある程度目処が立ちますので、余計なリスクは回避出来るでしょう。
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