最近は、スマホで利用できるプラネタリウムのアプリが色々と出てきていますので、星座や宇宙に関心の有る方は、見たり聞いたりしているのではないでしょうか?
また、学生の方などは自由研究などで、実際にプラネタリウムに足を運んだり、アプリなどで研究することもあるかと思います。
そんなときに、役立ちそうなのが無料のオープンソースプラネタリウムである「Stellarium」です。
まずはプラネタリウムを見てみよう
以下の映像は、東京の2018年10月14日の夜空の状態です。
出来ることがわかるように、色々と操作していますので、見づらいかもしれませんが、ご了承ください。
ちなみに、40年でも30年でも昔の星空を見ることができますので、あなたが生まれた日も映し出せます。
「Stellarium」は無料で使える
プラネタリウムのプロジェクタでも使われている「Stellarium」。あなたが見る星空と同じように、リアルな3Dの星空を見せてくれます。
また、時間を早く進めてみたり、過去や未来、世界中のどの地点の星空でも眺めることが出来ます。
さらに、星などをクリックすると、その詳しいデータ(位置情報など)がリアルタイムで表示されます。
システム要件
マルチプラットフォームで、WindowsでもLinuxでも使えます。
最小要件
- Linux/Unix、Windows 7 およびそれ以上、Mac OS X 10.10.0 およびそれ以上
- OpenGL 3.0 と GLSL 1.3 をサポートする 3D グラフィックカード
- メモリ:512MB
- 250MB のハードディスク容量
推奨要件
- Linux/Unix、Windows 7 およびそれ以上、Mac OS X 10.11.0 およびそれ以上
- OpenGL 3.3以上をサポートする 3D グラフィックカード
- メモリ:1GB 以上
- 1.5GB のハードディスク容量
ダウンロード
公式サイトの日本語ページ
表示される星などのデータ例
東京で空の「北極星」をクリックすると以下のデータを表示
データ日時:2018-10-13 03:02:28 UTC+9:00(Stellariumより)
北極星(Alrucaba – Cinosura – Tramontana – Yilduz – Mismary a UMi – 1 UMi – HIP 11767 – SA0308 – HD 8890 – HR 424 – WDS J0231848916Aa, Ab
- 種類:脈動变光星,二重星(DCEPS)
- 等級: 1.95 (減光後:2.17).
- 絶対等級:-3.66
- 色指数(B-V) : 0.63
- 等級の幅:1.86+2.13(写真測光系:V)
- 赤経/赤緯(j2000.0):2h31m50.81s/+89°15’51.4″
- 赤経/赤緯(瞬時): 2h56m06.355s/+89°20’37.8″
- 時角/赤緯:1h46m36.05+89°19’25.3″(見かけ上)
- 方位角/高度:+359°37’25.1″+36°17’36.2″(見かけ上)
- 銀経/銀緯:+123°16’50.0″/+26°27’41.7″
- 超銀河経度/緯度:+25°45’15.5″/+15°24’22.2″
- 黄経/黄緯(j2000.0): +88°34’05.0″/+66°06’05.4″
- 黄経/黄緯(瞬時): +88°50’06.8″/+66°06’14.2″
- 黄道傾斜角(瞬時): +23°26’08.2″
- 平均恒星時:4h46m18.0s
- 視恒星時:4h46m17.0s
- IAU星座:UMi
- 距離:432.57光年
- スペクトル型:F8lb
- 年周視差:0.00754″
- 周期:3.9696 日
- 次回の極大:2018-10-14 05:33:12
- UTC 增光期間切割合:50%
- 位置角(2006): 226.00°
- 離角(2006): 0.170″
- 固有運動: 47.5 -14.6(ミリ秒角/年)
- 固有運動位置角:107.1°
- 固有運動の角速度:49.7(ミリ秒角/年)
まとめ
「Stellarium」は無料で使えるマルチプラットフォームのパソコンアプリ
- プラネタリウムのプロジェクタでも使用
- リアルな3Dの星空を表示
システム要件
- Linux/Unix、Windows 7 およびそれ以上、Mac OS X 10.10.0(10.11.0以上を推奨)
- OpenGL 3.0 と GLSL 1.3 をサポートする 3D グラフィックカード(OpenGL 3.3以上をサポートする 3D グラフィックカードを推奨)
- メモリ:512MB (1GB以上を推奨)
- 250MB のハードディスク容量(1.5GB以上を推奨)
ダウンロード
公式サイトより
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