MX Linuxは、Debianのstableブランチをベースにしており、antiXと旧MEPIS Linuxコミュニティの共同ベンチャーのLinuxディストリビューションです。
また、Xfceをデフォルトのデスクトップ環境としており、シンプルで使いやすく、安定したデスクトップになっています。
『MX Linux 17.1』のデスクトップはこんな雰囲気
以下の映像は、VirtualBox(Ver.5.2.18)にて起動・メニューなどの操作確認を行いました。
なお、メモリの割当は2GBに設定しています。
『MX Linux 17.1』について
2018年3月にりりースされているMX-17.1、32bit版、及び64bit版が用意されており、最小システム要件からみれば、古いサポート切れWindows(Vista)がインストールされているパソコンでも対応できそうです。
MX-17.1は、インストールについて若干他のメジャーなOSのインストーラーとは異なり、少し癖があるので、初心者の方は気になるかもしれません。
更に、日本語入力の設定については、散々試してやっとできましたが、知らないと大変手間取ってしまうことでしょう。
スムーズな導入にはなりませんでしたが、振り返ってみれば簡単で、専用のものを用意してくれていました。
結果的にみれば、少しの期間、使ってみたくなるOSでした。
MX-17.1
- Debian Stable 9.4 (Stretch)
- Xfce 4.12.3
- core antiX systems
主なアプリケーション
- ブラウザ:Firefox
- ビデオプレーヤー:VLCメディアプレイヤー
- ミュージックマネージャ/プレイヤー:Clementine
- メールクライアント:Thunderbird
- Officeスイート:LibreOffice
- バックアップ:LuckyBackup
- セキュリティ:Passwords and Keys
システム要件
最小要件
- CPU:i486インテルまたはAMDプロセッサ
- メモリ:512MB
- 5GBのハードディスク空き容量
- SoundBlaster、AC97またはHDA互換のサウンドカード
推奨要件
- CPU:i686 IntelまたはAMDプロセッサ
- メモリ:2GB以上
- 少なくとも10GBのハードディスク空き容量
- 3Dデスクトップ対応の3D対応ビデオカード
ダウンロード
公式サイト
ダウンロードページ
https://mxlinux.org/download-links
インストール用USBメモリへの書き込み
Etcherにて、USBメモリへの書き込みをしています。
問題なく、ライブ起動できました。
ちなみに、UNetbootinにて、2度作成しましたが、ライブ起動できませんでした。
なお、インストールは別記事にさせていただきます。
まとめ
MX Linuxは、DebianのstableブランチをベースにしたantiXと旧MEPIS LinuxコミュニティのコラボレーションOSです。
Xfceをデフォルトのデスクトップ環境の使いやすく、低スペックのパソコンでも対応可能。
インストールと日本語入力の設定には、一癖ありますが、知っていれば問題なく、使いたくなるOSでしょう。
最小システム要件
- CPU:i486インテルまたはAMDプロセッサ
- メモリ:512MB(推奨2GB以上)
- 5GBのハードディスク空き容量(推奨10GB)
- SoundBlaster、AC97またはHDA互換のサウンドカード
ダウンロード
公式サイトのダウンロードページより
インストール用USBメモリへの書き込み
今回は、Etcherにて作成し、問題なくライブ起動できました。
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