フィッシング対策協議会では、「日専連ファイナンスをかたるフィッシング(2022/06/03)」が発生として注意を促しています。
2022/06/03 11:00 現在において、フィッシングサイトは稼働中であり、JPCERT/CC にサイト閉鎖のための調査を依頼中だそうです。
また、類似のサイトが公開される可能性にも注意とのことです。
フィッシングメールの件名と内容
下記以外にもバリエーションが存在すると思って対処してください。
件名
フィッシングメールの場合、企業名をフルで記載してくるケースが多いかと思います。
また、一般のメールでもありますが、強調のため【 】、「」、などの利用が多くなります。
ということで、フィッシング臭のするメールタイトルになりますが、脅し度合いは高くないのでフィッシングとは感じにくいかもしれませんので注意しましょう。
内容
フィッシング対策協議会にあったサンプルより、メール本文を抜粋(原文のまま)させてもらいました。
こちらはニッセンレンエスコートWebアンサーです。
このたびは、会員専用サービスをご利用いただきありがとうございます。
昨今の第三者不正利用の急増に伴い、弊社では「不正利用監視システム」を導入し、24時間365日体制でカードのご利用に対するモニタリングを行っております。
このたび、ご本人様のご利用かどうかを確認させていただきたいお取引がありましたので、誠に勝手ながら、カードのご利用を一部制限させていただき、ご連絡させていただきました。
つきましては、以下へアクセスの上、カードのご利用確認にご協力をお願い致します。
ご回答をいただけない場合、カードのご利用制限が継続されることもございますので、予めご了承ください。
■ご利用確認はこちら
以下省略
最近よく利用されている「不正利用監視システム」云々という内容の文章になっています。
よくで廻っていますので、騙される人は少ないかとは思います。
今までは、ほとんど利用されていないフィッシング対象なので、本当のカードホルダーに偶然にも届いてしまうと気にする人がいるかもしれません。
なお、「■ご利用確認はこちら」は、フィッシングサイトへのリンクで、下記の URL になっています。
https://nk●●●●.cn/?●●●● など
公式サイトでの注意喚起
弊社および提携企業を装った不審なメールにご注意ください
https://www.nissenren.co.jp/nfs/website/5013.htm
メールの内容が気になる場合
サービス利用者のカードホルダーに届いて気になるような場合は、特徴的な文言でネット検索してみましょう。
フィッシング詐欺に関連するような情報が見つからない場合でも、メール記載のリンクからアクセスせずに、以前自分でブックマークした正しい URL や、公式アプリ等の正式な別のルートから確認することを徹底しましょう。
まとめ
日専連ファイナンスをかたる詐欺メールに注意
このフィッシングメールについて
カードを発行してれば、サービス内容や規模に関わりなくフィッシングメールで利用する対象になっています。
メールの内容が気になる場合
ネットで検索してみましょう。
詐欺情報がみつからなく、アクセスして確認する必要を感じてしまったら、以前アクセスしたことのある「別の正式なルート」から行ないましょう。
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