公式のUbuntuフレーバーであるLubuntuは、32bit版の対応もしており、64bit対応だけになりがちな現在でも、古いパソコンでも使え、軽量で機能的、そして使いやすいOSです。
今回は、そのLubuntuの18.10 (Cosmic Cuttlefish) Betaになりますが、いままでのLubuntuとは異なり、デスクトップ環境がLXDEから変更になっています。
ちなみに、Lubuntu 18.04 LTSについては、以下の記事を参考にしていただければと思います。
Lubuntu 18.10 Beta デスクトップはこんな感じ
以下の映像は、VirtualBox(Ver.5.2.18)にて起動・メニューなどの操作確認を行いました。
なお、メモリの割当は2GBに設定しています。
デスクトップ環境が変わった!
LXQtをメインのデスクトップ環境としてリリースする最初のLubuntuマイルストーンとのことです。
Lubuntuプロジェクトで18.10以降は、LXDEのデスクトップ環境やツールをサポートしなくなり、代わりにLXQtデスクトップ環境になります。
試してみて感じたこと
LXQtにデスクトップ環境が変わったことで、メニューなどは見やすくなっているようです。
また、オフィススイートがLibreOfficeになっているなど、アプリケーション類も変わってきています。
一番気になったのが、18.04 LTSの場合、日本語入力は、特に何もする必要がなく、インストールが終わり、再起動すれば可能でしたが、18.10 (Cosmic Cuttlefish) Betaは、別途設定が必要でした。
システム要件
現段階で、まだ表記されていないようなのですが、デスクトップ環境がLXDEからLXQtに変わったことで、ほんの少しメモリが必要になるでしょう。
しかしながら、実質大きな変更では無く、以下の18.04 LTSのシステム要件と同程度かと思われます。
- CPU:最低 Pentium 4、Pentium M、またはAMD K8 CPU
- メモリ:最低1GB(2GB以上を推奨:Webベースのアプリケーションの場合)
既知の問題点
- VirtualBoxで起動できない可能性
- 再起動時にPlymouthがクラッシュする可能性
今回は、VirtualBox(Ver.5.2.18)にてインストールしていますので、当パソコン環境におきましては、特に起動出来ないなどの問題は発生しませんでした。
ダウンロード
公式サイト
ダウンロードページ
18.10 (Cosmic Cuttlefish) Betaのダウンロードリンクは、18.04.1 LTSの下部にあります。
まとめ
Lubuntuの18.10 (Cosmic Cuttlefish) Betaについて
デスクトップ環境が変更
Lubuntu 18.10以降は、LXDEのデスクトップ環境から、LXQtに変更なります。
インストールして試したら
オフィススイートがLibreOfficeになっているなど、アプリケーション類も変更になっています。
日本語入力設定について、18.10 (Cosmic Cuttlefish) Betaは、インストール後に別途設定作業が必要でした。
既知の問題点について
VirtualBoxで起動できない可能性と、再起動時にPlymouthがクラッシュする可能性があるようです。
ダウンロード
公式サイトのダウンロードページより
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