いよいよインフルエンザの季節になってきましたが、あなたはマスクを正しく付けることができますか?
なんと7割の人が、間違った付け方をしているという調査があるようです。
使い捨てマスクは、その性質上、簡易的にできていますので、上下はわかると思いますが、裏表を自信をもってわかる方が、どれだけいるのか少し疑問です。
まずは、装着法の確認から
箱に数十枚入ったものを想定しています。
- 箱などからマスクを1枚ずつ取り出します。
- ビニールの内袋があるものは、袋から出しますが、裏表の判断の一つになりますので、ひものある側を意識しておきます。
- 上(ノーズフィッター有り)下、裏表の確認をします(裏表確認は後で説明)。
- 顔にあてプリーツを広げながら、ひもを耳にかけます。
- ノーズフィッターを顔と鼻の形に合わせて、変形させ隙間を無くします。
- マスクの下部を下へ大きく広げ、プリーツを伸ばして、顎まで覆います。
きちんと装着していない人も
- ノーズフィッターを折り曲げずにマスクを使用する
隙間からウイルスなどが入り込む - 息苦しいためか、メガネが曇るからなのか、マスクから鼻をだしている
そもそも意味がない - 一時的にマスクを顎にずらしたりする
顎に付着しているウイルスなどが、マスクの内側に付着する
どうせマスクをするならば、正しく装着して利用したいものです。
使い捨てマスクにおいて裏表の確認
現在、1年に300枚以上を、すでに6年以上使っていますので、それなりに使い捨てマスクを使い込んでいます。
そこで、実際に家にあるマスクをみると、4商品、製造元は3社の製品がありましたので、裏表の確認をしてみます。
商品A
スーパー等の小売店のオリジナル商品
裏表の見分け方の記載なし
内袋に入っており、ひもがたたまれている側を裏側と推測
さらに形的には、下記商品Eのタイプなので、たたまれている側が裏側で推測通り
商品B
有名メーカー製造元のOEM商品
箱に裏表の見分け方が記載されており「ひもが付けてあるほうが表」
商品C
上記と同じ製造元の別のOEM商品
箱に裏表の見分け方が記載されており「ひもが付けてあるほうが表」
商品D
販売元は有名メーカー
箱に裏表の見分け方が記載されており「プリーツの下向きが表」
ちなみに、このタイプのひもは裏についています。
すべてが同じような作りではない
実際に家にある商品で3通りの判別方法があるので、ネットの商品(アマゾン等)についても調べてみることにします。
商品E
販売元は有名メーカー
プリーツの張り出した側が外側
ちなみに、このタイプもひもは裏についています。
商品F
販売元は有名メーカー
ひものつけてあるほうが裏
同じ会社の違う商品を除いた使い捨てマスクでは、裏表の判別が記載されているものが少ない状況でした。
プリーツの付き方が一方向になっているタイプがわかりにくいのですが、裏表で凹凸になっていれば、見れば説明が無くてもわかると思いますので、それで説明がないのかもしれません。
裏表の判断のポイント
色々とみてわかったので、裏表の判別方法についてまとめてみます。
- 箱などに記載があれば、下記ポイントよりも優先
- ひもの付け方には、表側と裏側の両方があるようなので、 ひもの付け方では判断できない
- プリーツが一方向の場合: 下向きプリーツになる方が表
- プリーツが上下にあり、広げると裏表で凹凸になる場合:当然ですが 凸側が表
- 万一、3・4の違いがない場合:袋中の形で ひもの折りたたまれた側を裏側と判断
まとめ
マスクは上下・裏表を判断し、正しく装着した上で、きちんと利用しないと効果がありません。
マスクの裏表を理解している人は少なく、なんとなく使っていて、裏表が逆ではないかと思う人もたまに見受けられます。
特に間違えやすいのが、一方向にプリーツがあるタイプのマスクです。
このタイプでは、 通常プリーツが下を向く方が表になります。
理由は単純で”花粉やウイルスが溜まらないように”と理解すれば、次から簡単に判断できると思います。
コメント
外気に触れるほうが表?
口に当てるほうが裏?
ここでは、そのように表現しています。