各種詐欺なとに引っかかってしまった人は、事が済んだあと、他人に言われて気がついたりします。
ヘタをすると、他人に詐欺だと言われても「そんな事はない」と言い張ったりする人もいたりします。
電気製品などを購入しても、買った後で商品の評判を調べる人がいるので、そのような人は特に注意が必要でしょう。
メールなどネットの場合は、相談できない状況(セキュリティの問題でスグに対処が必要と思わせる等)での対応を迫られることが多々あります。
最近やたらに多い詐欺?メール
最近の不審メールは、見た目が不審にみえないので、ウッカリしていると相手の思う壺にはまってしまいます。
心当たりがあると、受けてが勝手に思ってしまうようなメールを送ってきたりしますので、つい相手の思惑通りに動いてしまいます。
- 会社では、取引先からのメールに見えるように装って、緊急性があるようにしているので、あわてて開き思惑通りに行動してしまう。
- 個人などでは、最近銀行へ振り込んだ記憶があるような人が、銀行からメールが届いたと思い、なにかトラブルかと勝手に勘違いして、不審なメールに従ってしまう。
- 通販を利用した人が、宅配便を装ったメールに自ら勝手に反応してしまう。
- 小規模な通販業者などでは、販売した商品のクレームを装ったメールに対して、立場上、仕方がなく対応してしまい不審メールの思惑通りになってしまう。
特に最近のコロナ禍で、テレワークや通販などの利用が増えており、色々と注意が必要だと思います。
また、実際にフィッシングメールなどは、増加しています。
騙されないためには?
大きく3つに分けておきます。
送信元のメールアドレスを確認しよう
メールソフトのインターフェイスをいじれるのでしたら、受信メール一覧で「送信元メールアドレス」を一番目立つようにしておくと問題が起きにくくなります。
受信メールの一覧で、メールのタイトルがメインに見える設定にしておくと(インターフェイスを変更できないソフトもあるかもしれません)、送信元を確認するまえに、タイトルを読んで緊急性があったりすると、あわてて反応してしまう可能性があります。
ちなみに、詐欺メールでよく使われる送信元のパターンは、「○○○@フリーメール」もしくは、「○○○@xxx.xxx」(xxx.xxxは送信元のドメインではない)という形になっていることが多いと思われます。
○○○の部分に銀行名や宅配便名、有名な企業名などになっていることが多いので、「緊急性のあるタイトル」と、メールアドレスの@左の部分を見て引っかかってしまいます。
※上記の「|」は、メールソフト・インターフェイスの区切りを表しています。
「不審なログインがありました。|○○バンク」
この部分で反応すると、詐欺に引っかかりやすくなります。
しかし、以下のように順番を変えることができると
送信元メールアドレス全部が見やすくなり、おかしい点にも気づきやすくなります。
また、この送信元が自分のメールアドレスになっている場合もあるので、何気なく送信先になっている自分のアドレスと勝手に思い込んでスルーしてしまわないように注意が必要です。
そして、忘れてはならないのが偽装も可能だということです。
送信元の確認は、メールヘッダー全部を見たほうが良いのですが、いちいち対応できないと思うので、偽装も可能だとわかっているだけでも違います。
HTMLメール対応にしない方が良い
利便性が損なわれますが、テキストのみの対応にしておくことができれば、表示されたロゴ画像などで騙されにくくなりますし、セキュリティ面での安心度が増します。
添付ファイルや記載されたURLには要注意
これは、もう当然すぎて言うまでもないと思いますので、項目としてあげるだけにしておきます。
以下は、添付ファイルなどの対応について記載していますので、よろしければ参考にしてください。
本物かもしれないと感じたら?
不審でも、心当たりがあるということですね。
それならば、以下の内容を検索してみると、解決するかもしれません。
- 送信元メールアドレス
- 添付ファイル名
- 特徴的な文面
- 記載してあるURL
検索もヒットせず、心当たりがあるのならメールからではなく、正規の窓口(公式アプリ、自分でブックマークしたURLなど)から連絡しましょう。
まとめ
最近の詐欺・ウイルスメールなどは、とても不審に見えない
心当たりがありそうなメールを送ってきます。
- 会社:取引先からのメールに見えるように装う
- 銀行:セキュリティ上のお知らせを装う
- 通販:宅配便のメールを装う
- クレーム:購入した商品のクレームを装う
上記のような内容で、あたかも緊急性がありそうなメールタイトルがついていたりします。
そして、添付ファイルを開かせたり、記載されたURLへアクセスさせたりしてきます。
引っかからないためにはどうする?
- 送信元のメールアドレスを確認しよう
- HTMLメール対応にしない方が良い
- 添付ファイルやURLには要注意
何らかのアクションが必要と思ったら
以下の内容を検索してみると、解決するかもしれません。
- 送信元メールアドレス
- 添付ファイル名
- 特徴的な文面
- 記載してあるURL
これでも不審だけど気になるメールならば、メールの返信や記載されているURLからではなく、直接正規の窓口から連絡しましょう。
コメント