今年2019年の冬は、インフルエンザが猛威をふるっているとのニュースをよく耳にします。
また、厚生労働省の発表によれば、2019年1月21日から27日に報告されたインフルエンザ患者数が、昨年のピークを上回り、集計が始まった1999年以来で最多とのことです。
まさに、インフルエンザ真っ最中の状況なので、今現在なんとか無事に過ごせていても、まだまだ油断は禁物です。
隠れインフルエンザがいるのを忘れずに
昨年あたりから言われるようになった”隠れインフルエンザ(隠れインフル)”には注意が必要です。
インフルエンザの特徴である高熱が出ないなど、本人も自覚しにくいため、ちょっと体調が悪いぐらいの感覚で、会社へ出勤したり、学校へ登校してしまったりします。
しかし、インフルエンザウイルスを持っていますので、ちょっとした咳やくしゃみをすれば、あちこちにウイルスをばらまいてしまいます。
感染している本人も、その周りも気が付かないので、どんどん感染が拡大してしまいます。
特に電車やエレベーターなどの閉鎖空間や、レストランや食堂など動けない場所での注意や予防が必要になります。
いまこそ感染経路に注意する
ここで、感染経路について、どのような点に注意が必要か考えてみたいと思います。
飛沫感染
咳やくしゃみなどで、インフルエンザウイルスをばらまかれ、それを吸引するなどして感染。
接触感染
インフルエンザ感染者の鼻水や唾液などのついた手などで、電車の吊革やドアノブ、エレベーターのボタンなどに付着したウイルスから感染。
いまからでもできるインフル予防
外出時の予防
隠れインフルエンザがいるという前提で、行動しましょう。
そのため、手洗いやマスクは当たり前ですが、やれば良いというものではありませんので、ウイルスが付着しているというイメージを忘れずに対処します。
たとえば、外出中のマスクの表側にはウイルスが付着しているかもしれませんので、食事でマスクをはずすとき、表側を触った手で食べ物をつまんで食べたりすると、ウイルスを体内に取り込んでしまいます。
ウイルスが付着しているなどのイメージを持っていれば、より安全に対応可能です。
家に帰ってからの予防
手洗いやうがいは当然として、部屋の湿度対策を忘れずに行いましょう。
インフルエンザウイルスは、湿度に弱いので、室内を乾燥させないように、加湿を心がけましょう。
ただし、湿度が多すぎると朝方に結露を生じさせやすくなりますので、今度はカビの心配も出てきます。
そのため、湿度は60%以上にならないように、50%〜60%程度で調整する必要があります。
なお、湿度計は安いものから高いものまでありますので、特に安いものを購入する場合は、よく見比べて購入しましょう。
ちなみに、100円ショップでもおいている店がありますが、湿度計の表示について、各々バラバラだったりしますので、お店の湿度がわかるなら、見比べて購入しましょう。
また、体をよく休めて、バランスの取れた食事をこころがけましょう。
まとめ
インフルエンザが猛威をふるっている…隠れインフルエンザがいる?
インフルエンザの特徴である高熱が出ないなど、本人も自覚しにくいため、会社へ出勤したり、学校へ登校してしまう。
そして、ウイルスをバラまいていることに気づかずに、次々と感染させてしまいます。
インフルエンザを軽く考えない
外出時の予防は、隠れインフルエンザがいるという前提で、手洗いや予防のマスクは当たり前ですが、マスクの表や手にはウイルスが付着しているというイメージを忘れずに対処します。
家に帰ってからの予防は、手洗いやうがいは当然として、部屋の湿度対策と、体をよく休めて、バランスの取れた食事をこころがけましょう。
コメント