今日ニュースを見ていて、よくありそうな詐欺的な手口のアプリのことが書かれていました。
無料と見えるようにしておいて、小さな文字で表示したり、何らかの仕組みで、ある時から有料になり継続的に課金してくものとのことでした。
それに、最近はストアサイドでも気づいてきていますが、アプリのリリース開始時点では問題ないのに、バージョンアップするときに悪さをするように変えてくることもあります。
このような知識がないと、最初は注意していたのに、知らないうちに課金されていたとなるかもしれません。
大企業がホワイトじゃない
最近は、ユーザーのプライバシーに関するような情報を、アプリが無断で収集しているというニュースが頻発しています。
それも、IT系の大企業が配布しているアプリだったりするので、詐欺ではありませんが、利用規約にそれなりに書いてあれば、ユーザーが理解していなくても、なんでもありみたいになっている気がします。
アプリだけじゃない
ダークパターンをご存知でしょうか?
たとえば、何らかのネットサービスの解約や退会をしようとすると、ネット上では処理することができないような仕組みに翻弄され、なかなかスムーズに進めないことがあります。
しかも、大企業ですらこのようなことがありますので、以下のページを参考にしてみてください。
ネットは顧客とサービス提供側の関係を変えた
とあるECサイトのお話ですが、加盟や出店しているお店の商品紹介内容が誤解を招くとして、間違えて購入した顧客が、ECサイトへ申し出たそうです。
その時の対応では、一応記載されているから顧客への返金の義務はない、つまり顧客側のミスということで片付けられました。
ネット通販がまだ無いような時代では、誤解を招くような記載があれば、当然店側に落ち度があるというのが普通でした。
しかし、ネットによる取引がはじまってから、なんでも店側の問題にできなくなった部分は良いのですが、逆に冒頭のニュースのような詐欺的行為は増え、ECサイトや各種ストアもしっかりした対応をお願いしたいところです。
お客さんが親切を求めるのはおかしいのか?
最近では、お客様は神様ではありません。
対面ではないネット上の取引なので、そもそも、お客様ではなく取引相手と感じているのではないでしょうか?
その結果、条件の悪い取引を選ぶのも、条件の良い取引を選ぶのも、結果的には、全て自分自身になるということだと思います。
いまは何でも自己責任?
特にスマホの普及で、簡単に決済ができるようになってきていますので、誰でもササッと簡単になんでも購入出来てしまいます。
購入する気がなくても、つい手が滑って購入してしまいそうです。
そして、間違ってしまったら、購入の中止は難しかったりします。
世の中が便利になって、指一本でなんでもできる反面、そのひと動作はすべて自己責任と思って行動するしかありません。
まとめ
最近は、こんなことばかり起こっています。
- 無料と見えるようにしておいて、ある時から有料になり継続的に課金される。
- アプリのリリース開始時点では問題なく、バージョンアップするときに悪さをする。
- ユーザーのプライバシーに関するような情報を、アプリが無断で収集する。
- ネットサービスの解約や退会で、ネット上ではスムーズに進めない仕組みに翻弄される。
ネットは顧客とサービス提供側の関係を変えた
ネット上の取引なので、お客様ではなく取引相手に!
条件の悪い取引を選ぶのも、条件の良い取引を選ぶのも、全て自分自身…自己責任と思って行動するほうが結果的には安全です。
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