前記事では、年賀状をやめていくに際して、周辺の情報として、年賀状の起源やスマホなどの普及率などの情報を交えて、ポイントだけ説明しました。
中には、具体的な方法じゃなかったので、こんなんで年賀状をやめていけるわけないと思った方もいるかもしれません。
そこで、今回は具体的に行った手順を、細かく説明したいと思います。
ただし、年賀状を送らないだけで済まそうと思っていたら、人によっては絶縁になってしまったということもあるかもしれません。
この手法をマネしてみようと思う方は、よく相手(年賀状を送らなくする人)を理解して、ご自身の判断で実行してください。
対象・条件・ルールなどの確認
まずは大前提ですが、年賀状を普通の期日までの投函で送る方が良いと思っている相手(仕事関係や恩師など)には、今までどおりクリスマス位までに投函して送ります。
ここで言う年賀状をやめていく相手は、送らなくてもいいような気がするけど、いまさらやめられないかな…という人達で、絶縁するという意味ではありません。
「いままでのスタイルで送る年賀状をやめていく」ということをアピールしていく相手ということになります。
ルール1
年賀状は元旦に書くことにして、メールアドレスなどを記載します。
なんとなく「PCやスマホなどで挨拶しましょうよ」感を出していきます。
ルール2
元旦に書くのは、年始回りに行けないから書くということであり、今までよりしっかりした年賀状にするように心がけます。
できれば、手書き要素を多く入れ込んだほうが良いでしょう。
ルール3
いままでの早めの投函スケジュールで送る人と、同じグループに元旦に投函する人がいないようにします(意外と横は繋がっています)。
つまり、世話になっている先輩などには早めに投函しているのに、その先輩の友人には元旦に書いて送るようにしましたは通用しませんので、その場合は同じグループとみなして、いままでと同じように送るべきです。
具体的に行ったステップ
1年目
「忙しく、年始になってしまった」ことにして、お詫びしながら前述のルールに沿った内容の年賀状にします。
2年目
前年度に「年始に書くようにしたら、落ち着いて挨拶ができるようになったので、失礼ながら今後は、このような年賀状スタイルにしていく」ということを、アピールできる挨拶内容にします(ルールに沿って)。
3年目以降
ルールどおりに年始に丁寧な年賀状を出します。
相手によっては注意が必要
このような対応で年賀状の書き方を変えると意外とスグに反応があります。
同じように年賀状がなんとかならないかと思っている相手であった場合は、渡りに船ということで、先方からメールに変えてくれたり、送ってこなくなります。
しかし、中には同じようにきちんと元旦に届くように送ってくれる相手もいます。
この人達は、どのように対応していくのかを考える必要があります。
ザックリと分けると以下の3パターン、及びその複合になりました(あくまでも自分自身のケース)。
- 毎年年賀状を、自分で書いてきっちり送ってくる人
- 身内などに書かせていたり、既製の年賀はがきで送ってくる人
- 相手自身が目下と思ってくれているので、いままでと送り方を変えられない人
3パターンの解決策
比較的に対処しやすいと思われるパターンから説明します。
パターン3
年賀状で「メールアドレスを教えてください」などとすれば、年賀状以外の対応になっていく可能性があります。
パターン2
そもそも年賀状をだすことは仕方がない(できれば送りたくない)と思っているので、元旦に書いてもあまり問題がないかと思いますので、そのまま元旦に書くスタイルで行きます。
パターン1
元旦に年賀状を書いて出すというスタイルを理解してくれそうならそのままにしておきます。
しかし、このパターン1になってしまっている相手には、元旦に年賀状を書き続けることに対して、勇気が必要でしょう。
年賀状の出し方を変えると…こんな感じに
当然のことですが、元旦に年賀状を書くということは、元旦に届いた人に送るということになります。
そうすると、早い人ですと2年目あたりで、メールになったり、年賀状自体を送って来なくなります。
その場合は、申し訳ないですが、こちらも元旦に書いて出さないようにします。
まあ、相手もやめるタイミングを図っていたかもしれませんので、ここで元旦に年賀状を書いて送ると「こいつ何考えているの?」ってなっちゃいます。
体験的には3年目(元旦に年賀状を出すスタイルにして3回目)あたりには、大方同じような気持ちでいた人たちがメールにしたり、送ってこなくなります。
もちろん、例外はどんな場合でもありますので、よく考えて臨機応変に対応してください。
まとめ
具体的に年賀状をやめていく手順を説明
ルールの確認
- ルール1
年賀状は元旦に書き、メールアドレスなどを記載 - ルール2
今までより丁寧な年賀状にするように心がける - ルール3
早めの投函スケジュールで送る人と、同じグループに元旦に投函する人がいないようにする
具体的なステップ
- 1年目
「忙しく、年始になってしまった」ことにする - 2年目
「年始に書くようにしたら、落ち着いて挨拶ができるようになったので、失礼ながら今後は、このような年賀状スタイルにしていく」ということをさりげなく伝える - 3年目以降
ルールどおりに年始に丁寧な年賀状を出す
この流れで、相手も渡りに船という感じで対応してくれたり、メールなどへ変更してくれる人もいます。
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