Fedoraは、Red Hat社が支援するコミュニティー「Fedora Project」によって開発されているLinuxディストリビューションで、最新の技術を積極的に取り込むOSです。
デフォルトデスクトップ環境は、GNOMEのため、Xfce、LXDEなどと比べて、どうしても重くなってしまい敬遠していましたが、「Fedora 27」あたりからようやくインストールして試してみています。
『Fedora 28 Workstation』のデスクトップはこんな雰囲気
以下の映像は、VirtualBox(Ver.5.2.18)にて起動・メニューなどの操作確認を行いました。
なお、メモリの割当は2GBに設定しています。
テストしているパソコンが低スペックのため、録画していることもあり、マウスカーソルの動きがぎこちなくなってしまっています。
しかし、このレベルですとメモリ2GB以上あれば、実機ならば問題が無いと思われます。
『Fedora 28 Workstation』について
Fedoraには、フリーでオープンソースのライセンスに基づいたソフトウェアが含まれており、これらの技術の最先端を目指しています。
また、デフォルトデスクトップ環境は、GNOME(現在はバージョン3.28)ですが、KDE、Xfce、LXDE、MATE、Cinnamonなど、他のデスクトップ環境も利用できます。
なお、Fedora 28は、2018年5月1日(米国時間)にリリースされました。
GNOME 3 デスクトップ環境について
個人的には、あの殺風景なデスクトップが好みでなく、アプリケーションメニューもスマホみたいな感じで、好みが別れると思っていました。
しかし、作業の妨げになるものを徹底的に取り除き、仕事に専念できるとの触れ込みで、そのような考え方もあると気が付きました。
多くのデスクトップ環境では、いろいろな情報を確認できるようになっていますので、便利かもしれませんが、何か動きや反応があるたびに、思考を中断されてしまいます。
もはや、当然だと思って、考えもしていませんでしたが、デスクの上にあるであろうスマホやPC画面など、ありとあらゆる思考の邪魔をするものの中で、PCのデスクトップぐらいは集中できるようなものでも良いと思います。
最小システム要件
- CPU:1GHz以上のプロセッサ
- メモリ:1GB以上
- 空きディスク容量:10GB以上
実際には、デスクトップ環境がGNOMEの場合は、メモリ1GBでは厳しいと思います。
ダウンロード
公式サイト
ダウンロードページ
https://getfedora.org/workstation/download/
インストール用USBメモリの作成
UNetbootinで作成しましたが、特に問題もなく利用できました。
なお、USBメモリへの書き込み方法は、以下の記事を参考にしてください。
なお、インストールと日本語入力などにつきましては、別記事にさせていただきます。
まとめ
Fedoraは、Red Hat社が支援するコミュニティー「Fedora Project」によるOS
- デフォルトデスクトップ環境は、GNOME(現在はバージョン3.28)
- KDE、Xfce、LXDE、MATE、Cinnamonなど、他のデスクトップ環境も利用可能
最小システム要件
- CPU:1GHz以上のプロセッサ
- メモリ:1GB以上
- 空きディスク容量:10GB以上
ダウンロード
公式サイトダウンロードページより
インストール用USBメモリの作成
UNetbootinで問題もなく利用可能
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