Bodhi Linuxは、軽量でMokshaウィンドウマネージャを使用するUbuntuベースのディストリビューションです。
今回は、『Bodhi Linux 5.0.0』のプレリリース版を試してみました。
なお、日本語設定について、少し面倒な感じがありますが、この部分は前バーションと同じ対応が必要です。
以前の「Bodhi Linux 4.4.0」の記事を参考にしていただければ、日本語設定は簡単にできると思います。
『Bodhi Linux 5.0.0』のデスクトップはこんな雰囲気
この映像は、VirtualBox(Ver.5.2.12)にて起動状況の確認を行い動画にしています。
また、メモリの割当は2GBに設定しています。
なお、この映像では「LibreOffice」の一部をインストールしていますので、メニューに表示されます。
『Bodhi Linux 5.0.0』について
5.0.0の安定版のリリースは、8月中旬以降になるようですが、特に古いPCを再生させたい方には、候補になるOSではないでしょうか?
また、現時点ではプリインストールされている「ePad」テキストエディタにおいて、日本語入力ができないという状況でした(テストしたPC環境による場合もあります)。
もちろん、それ以外のブラウザーやオフィスソフトでは、日本語入力できますので、さほど問題ではないかと思います。
システム要件
現時点では、まだプレリリースという状況のためか、公式サイトで『Bodhi Linux 5.0.0』のシステム要件は、探した限りみつけられませんでした。
そのため、VirtualBoxでのテストになりますが、前バージョンでの、システム要件から考慮して、以下の基準で試してみました。
VirtulaBoxでのメモリ256MBの割当
このメモリレベルでは、残念ながらメニューすら表示できませんでした。
VirtulaBoxでのメモリ512MBの割当
このパフォーマンスは、メモリ2GB割り当てた場合と、ほとんど変わらない印象でした。
以下の映像は、メモリを512MBで操作した状況です。
オフィスソフトの起動と、日本語入力の変換の反応速度を見ていただければと思います。
基本的に、メニュー操作や、オフィスソフトでの日本語入力や変換などでは、メモリ2GBの時と比べて、特に遅延を感じませんでした。
つまり、システム要件につきましては、VirtualBoxでのテストの結果、以下が妥当かと思われます。
- CPU:64bit(の場合)
- メモリ:512MB以上
ダウンロード
公式サイト
ダウンロードページ
https://www.bodhilinux.com/2018/07/02/bodhi-linux-5-0-0-release-candidate/
まとめ
『Bodhi Linux 5.0.0』のプレリリース版
日本語設定について、言語設定するために、「言語設定を表示する」設定を行う必要があります。
以前の「Bodhi Linux 4.4.0」の記事を参考にしてください。
『Bodhi Linux 5.0.0』の安定版リリースは、8月中旬以降になるとのことです。
システム要件
VirtualBoxでのテストになりますが、前バージョンでの、システム要件から考慮して、以下の基準で試してみました。
- メモリ256MB:メニューすら表示できません。
- メモリ512MB:特に遅延も感じなく、普通に使える印象でした。
つまり、システム要件につきましては、以下が妥当かと思われます。
- CPU:64bit(の場合)
- メモリ:512MB以上
ダウンロード
公式サイトダウンロードページ
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