Makulu(発音:Ma-Coo-Loo)は、アフリカ・ズールー語で「権威的な姿(人物)」……Big Chief、Big Momma、Big Daddyを表しており、最も危険なアフリカの動物の一種類である「カバ(ロゴにある)」と結び付けているとのことです。
そして、MakuluLinuxは、Debianベースのディストリビューションであり、LinDozはWindowsと同じようなデザインにすることで、Windowsのユーザーが快適に感じられるように意識しています。
しかし、Windowsのクローンになるように、設計されているのではありません。
デスクトップはこんな感じ
以下の映像は、「MakuluLinux 15 LinDoz 2019.02.12」を VirtualBox(Ver.6.0.2)にて起動・メニューなどの操作確認を行いました。
また、メモリの割当は2GBに設定しています。
上記の映像については、大変ショボイパソコンで利用しているために、録画により若干遅延が発生していますので、ご了承ください。
なお、メモリ4GB程度ある Windows 7 あたりのパソコンなら、ライブ起動で遅延発生などしないで普通に利用できます。
MakuluLinux 15 LinDoz 2019.02.12 について
デスクトップ環境は、Cinnamonを利用しており、ライブユーザー名/パスワードは、makulu / makulu になっています。
LinDozは Debian Testingと、MakuluLinuxから、直接パッチを入手するセミローリングリリースになっているとのことです。
なお、2018年3月の時点から、パブリックビルド用の日付番号付けシステムに切り替えており、日付によって新旧が簡単にわかります。
システム要件(Build Number 2018.10.12より)
今回利用している LinDoz 2019.02.12 のリリース情報が、記事作成時点においてまだないので、一つ前の情報になります。
- CPU:64ビット
- メモリ:2GB以上を推奨
- 必要ディスク容量:10GB以上を推奨
ダウンロード
公式サイト
https://www.makululinux.com/wp/
ダウンロードページ
https://sourceforge.net/projects/makulu/files/downloads/TestBuilds/
ここでは、「MakuluLinux-15-LinDoz-x64-2019.02.12.iso」をダウンロードしています。
インストールメディア(USBメモリ)への書き込み
今回は、UNetbootinにて作成し、問題なくライブ起動出来ています。
USBメモリへの書き込み方法は、以下の記事を参考にしてください。
なお、インストールと日本語入力については、別の記事にさせていただきます。
まとめ
「MakuluLinux 15 LinDoz 2019.02.12」について
- Windowsライクなデスクトップで、Windowsユーザーが快適に感じられるように
- Windowsのクローンになるようには設計されてはいない
- Debian TestingとMakuluLinuxから直接パッチを入手するセミローリングリリース
- ライブユーザー名/パスワード:makulu / makulu
最小システム要件
リリース情報が一つ前の Build Number 2018.10.12 より
- CPU:64ビット
- メモリ:2GB
- 必要ディスク容量:10GB
ダウンロード
USBメモリへのisoファイルの書き込み
UNetbootinにて作成し、ライブ起動まで確認済み
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